非常時の工夫
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2011年3月18日(金) 23時29分 公開開始
2011年3月21日(月) 21時50分 更新
3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震の影響により、ちば環境情報センターがある千葉県でも計画停電等、非常時となっております。当センターでは会員間で非常時の過ごし方、私達にできることについて、情報交換を始めました。ご参考までに、ここに転載します。身近なところから始めてみませんか?
なお、ここに記載した情報の正確性や妥当性につきましては、当センターで保証するものではございません。また、ここに記載した事柄を実行することによる怪我、事故、その他いかなる不利益につきましても、当センターでは責任を負いかねますこと、ご了承ください。
- 新聞に冷蔵庫の設定をチェックすることが書いてあったので、調べたら「強」に設定されていた。慌てて下げた。
- 情報はテレビではなく、消費電力が少ないラジオで得る(幸い、災害時用の太陽電池付きのラジオがあった)。
- 電気ポットでお湯を沸かさないようにしている。また、保温も電気を使わないポットにしている。
- 電力需要の少ない早朝などに掃除、洗濯を済ませておく。
- 風呂は日光のあるうちに入る。
- とにかく、電気が必要な事は電力需要の少ない時間帯に済ませることで、電力の供給に余裕を持たせることにつながるのではないかと考えている。
- 電力を必要とする場所に極力行かない。地震発生以来、電車には一度も乗っていない。
- 携帯電話や、充電電池で事足りるもの(懐中電灯、ラジオ、ノートPC等)は充電電池で稼動させ(必要最小限ですが)、電池が切れたら電力需要の少ない時間に充電させていただく。
- 携帯電話は必要な時以外は電源を切る。
- PCやテレビの画面の輝度を出来る限り落とす。製品にもよりますが、消費電力がかなり違います。
- インターネットを使用する時間を制限し、それ以外の時間はルーターやモデムのコンセントを抜く(光電話等で、電話を使いたい場合はできない場合有りなので注意)。
- 会社の事務所では「暖房と照明をつけない」、「PCは本当に必要な方のみ使用する」という方針でやっている。
- 照明や暖房による電力を節約するため、家族は極力、全員同じ部屋で過ごす。また、早寝早起きして、太陽光を最大限に利用する。
- 暖房の使用を極力控えるため、部屋の中でも厚着をする。暖かい空気の層を体の近くにいかに多く作るかで違います。エアコン等の暖房は部屋全体の空気を暖める必要がありますが、厚手のジャンバーやオーバーズボンを着れば、体の周囲だけを効率的に暖めることができます。
- マフラーや帽子、マスクをつける事が体内の熱を逃さないコツです。(NHKの『あさイチ』の情報)
- 風呂からあがったらすぐ寝るようにしている。また、湯たんぽを布団に持ち込んでる。湯たんぽのお湯は翌朝洗面で使っている。
- 湯たんぽを活用している。湯たんぽを毛布にくるんで食卓の床に置き、さらに毛布などをひざ掛けにして炬燵代わりにしている。低温火傷等に注意。家の中での居場所を一か所にして湯たんぽ炬燵で過ごしている。パソコンも食卓のテーブルに移し、身の回りのことはここで済ませるようにした(家を建てるとき暖房は床暖房にしてしまったので、ストーブは置いていない。エアコンもほとんど使わないで済むようになった)。
- ペットボトルにお湯を入れて、それをタオル等でくるんで身体にくっつけたり、夜は湯たんぽ代わりにしている。ペットボトルは熱いお湯を入れても平気なペットボトルとそうでないペットボトルがあり、蓋(キャップ)がオレンジのペットボトルは熱いお茶やお湯を入れても安全です。そうでない普通のペットボトルでも、60〜80度くらいのお湯なら大丈夫です。火傷や低温火傷等に注意。
- あたたかくして、風邪をひかないことがみんなのためにも大切。
- 幸い、自転車圏内で用が足りる地域のため、11日の地震発生以来、自動車は一切乗っていない(もっとも、幸い普段からほとんど乗らずに済んでいる)。
- 40分くらいなら、歩いていけるところは歩いていっている。
- 自転車をフルに活用している。
- ゴミを少なくしている。今以上にゴミを出さない。焼却場の負担を減らすため。今後ゴミの収集も減るのではないか。
- 生ゴミを乾燥させたり、堆肥化したりしている。
- 布オムツを再開した。
- 小額でも義援金をだしている。
- 子どもがいる家庭として心がけているのは、必要以上の情報や映像を見せないこと。適正な情報は共有するとして、過激な映像や繰り返される不安な映像は見ないようにしている。あんなに繰り返し同じ映像が映し出されると、大人でも不安になる。そして、親としてはできるだけ明るい色の洋服を着て、明るい話題を提供するようにしている。これから大人になる子ども達に、今大人たちが協力し合っていることの意義を伝え、震災に備える準備をすることを学び、そして不安だらけの将来ではない、夢をもって大きくなってほしいと思っている。
- 社宅の空き家を避難者に使用してもらうことにした。
- 経営しているアパートの空き部屋を被災者に使用してもらうことにした。