ちば環境情報センター ニュースレター 

ちば環境情報センター > ニュースレター目次>ニュースレター第191号 

2013. 6.7 発行    代表:小西 由希子

目   次

  1. 北総クルベジ
  2. 割り箸リサイクルプロジェクト10周年
  3. 第10回里山シンポジウム全体会が実施されました 
  4. 貝のよもやま話 8 -海に捨てられる貝がら-
  5. 『フタバから遠く離れて』上映会とお話会 -私たちがつくる未来-
  6.  2013年度 ちば環境情報センター総会と交流会のお知らせ

北総クルベジ

千葉市花見川区 喜屋武 誠司 

 この度、カーボンマイナスプロジェクト「北総クルベジ」を立ち上げました。これは、街の人々とゆうき農家と里山が一緒になって「未来の子供たちへ確かな未来を残そう」というみんなが笑顔でつながってCO2を減らそうというプロジェクトです。

   

1.はじめにクルベジがうまれるまでの話・・・
 私たち日本人の生活は、身近な山や森からの木資源に大きく支えられていました。木は燃料になり、建材や家具や日用品となり、また肥料として畑にもまかれていました。私たちの生活や農産業は身近な山や森と結びついていました。
 経済成長、人口増加に伴って、国産木材だけでまかないきれず、外国産の安価な木材が輸入されるようになりました。さらに燃料の中心が、石炭・石油の化石燃料となり、木製品が石油由来のプラスチック製品に取って代わられるようになりました。畑では生産効率をあげるために化学肥料が多く使用されるようになっていきます。
 こうして、身近な山・森と畑や私たちの生活とのつながりは薄れていきました。一方、化石燃料の燃焼が急激に増加したことで、大気中の二酸化炭素が増加し、地球温暖化の問題が叫ばれるようになりました。
 そこで、再び身近な山・森の資源を活かすための「野菜作り」が始まりました。それが「クルベジ」の生産です。地域にある資源を循環させ(Cycle)有機的につなぐ「クルベジ」の生産は、増加し続けている温室効果ガスを削減し、暖かくなる地球を涼しく(Cool)する効果があります。

2.クルベジの仕組み
(1) 間伐材や竹などを炭にします
森林や里山から出る間伐材や竹などを炭化します。木は光合成により、二酸化炭素(CO2)を吸って酸素(O2)を出し、炭素(C)を貯めています。そのため、木を燃やすと酸素と結びついて二酸化炭素を排出してしまいますが、炭にすると、木に貯まった炭素を安定的に固定化できます。

(2) できた炭を畑に撒きます
 できた炭をさらに大気に触れない土中に埋めることにより、炭素が再び酸素と結びつき二酸化炭素として空気中に排出されるのを防ぐことができます。また炭は、有用微生物のすみかとなり元気な土を作ります。そして元気な土が元気で美味しい野菜を育てます。

(3) 「クルベジ、いただきます!」
 このように炭を埋めた畑からできたお野菜が「クルベジ」です。クルベジをつくることで、身近な地域の木資源を活用し循環(Cycle)させることができます。そして、大気中の温暖化ガス(二酸化炭素)の減少に貢献し、地球を冷やす(COOL)ことにつながります。
 今回の取り組みは、みんなが笑顔でつながることにあります。それぞれの立場でできる事をしていくのです。街の人は、美味しくて健康によいお野菜を食べてつながります。

         割り箸リサイクルプロジェクト10周年

 

 埼玉県草加市  伊原 香奈子 

 今年度は、割り箸リサイクルプロジェクトが立ち上がって、な・な・なんと10年目になります!毎年初夏に行われている、ちば環境情報センター恒例の「研修会(今年は6月8~9日予定)」で、10年前に、「割り箸を捨てるなんて、もったいないよね~」という思いから、たった2人で始めた「割りばし回収大作戦!」。その年の12月に「割り箸リサイクルプロジェクト」と改名し、以後、立ち上げに関わった私も驚いてしまうほどの、長期プロジェクトとなっています。 

 当初は、郵送コストが莫大にかかってしまうことを懸念しながらも、「まずは使用済み割りばしが、製紙工場で紙に生まれ変わることを皆に知ってもらいたいね」と、呼びかけ始めたところ、千葉市内の王子斉藤紙業(株)千葉営業所の所長さんと繋がり、そこのご厚意で、割り箸を王子製紙春日井工場まで運んでもらえることとなりました。そのおかげで広く多くの人に呼び掛けることができ、個人で集めてくれる人や、大学祭や幼・小・中・高校などのイベントで回収したもの、飲食店やISO14001取得関連の企業からのものなど、団体で取り組んでくださる所などなど、たくさんの方々の協力をいただくことができました。

 
 回収拠点も、ボランティアセンターなどの公共施設に比較的多く設置し、一般の人が気軽にリサイクルに参加できるよう、取り組んできました。そうそう、嬉しいことに、去年6月には千葉市美浜区のボランティアセンターのほうから直々に「回収拠点」になりたいとのお申し出がありました!!先方から先に声をかけてくれて回収拠点が開設できたのは初めてのことで、驚きとうれしさでいっぱいでした。これからは、こうした自治体が自主的に取り組んでもらえるような流れが生まれていってくれるといいな~☆と、期待したいです!
 ・・・ところで皆さん、割り箸といっても、木材質と竹材質に大きく分かれていることをご存知ですか?最近回収拠点で整理してくれる方々を悩ませているのが、こちら竹材質で作られた割りばしの存在っ!竹繊維は固いので、工場で紙の原料として使ってもらえないのです。なので、回収拠点で箱詰めを担当する人は、それを省くのに悪戦苦闘!最近では、エコ意識からか成長の早い竹材質の割り箸(セブンイレブンやほっともっとなど)を使う店も増え、それが思わぬ悩みの種へ・・。関心を持ってリサイクルしてくれる人が増えるのは嬉しいのですが、これが只今の大きな課題です。(あっ、資金難も××)
 まあ、プロジェクトに課題は付きものっ♪これからも前進あるのみです。明るく前向きにっ!これからも、皆様の応援をよろしくお願いいたしまーす♪

「木材質」と「竹材質」の割り箸の見分け方
割り箸の頭の切り出しの部分を、上から覗いてみてね☆
・滑らかな風合い、もしくは年輪の筋が入っているものなら「木材質」
→紙リサイクル可能です
・数の子みたいにブツブツした斑点が見えるものなら「竹材質」
→残念ですが、回収できません

第10回里山シンポジウム全体会が実施されました 

  千葉県里山条例制定をきっかけにはじまった里山シのポジウム。
子ども,ごみ,なりわいなど里山に関わるさまざまなテーマでやってきた、今年はそのふりかえり。
荒廃が進む里山、この10年解決のための様々な法律できたけれど、解決の糸口はまだまだ見つからない。
予算も減らされてきた。
しかしいっそうクローズアップされるのは里山の生態系サービス=里山の恵み。涌井史郎(雅之)さんのお話は「農業革命、産業革命に匹敵する大変革の時代、環境革命が起きている」と。
やはりまっすぐにこの道を進んでいこう。 
                         小西由希子
       

憲法改正草案について

東金市 中村 真紀  

 環境問題が深刻化し私たちの持続的な生存が脅かされる状況の中、憲法が「環境」について全く触れていないことを問題とし、改憲すべきとの意見もあります。すなわち、現行憲法の三原則(国民主権・平和主義・基本的人権の尊重)に加え、あらゆる生命の基盤である環境の保全(「環境原則」)を第四の原則として憲法に明確に位置づけるべきであるという意見です。しかし、現在示されている政府与党の改憲案を見ると、 それとは程遠いものとなっています。

 

 まず、第一章第一条として、“天皇は、日本国の元首である”と、現行憲法では象徴となっていた天皇が元首となり、第六条4“天皇の国事に関する全ての行為には、内閣の進言を必要とし、内閣がその責任を負う”となっています。つまり、天皇はこの国のNO.1になり、その天皇は内閣の言う通りに行動しなければならない、ということです。これは一体、何時代の憲法でしょうか?
 第九条では“日本国民は、戦争を放棄し、国際扮装を解決する手段としては用いない”とし、2“前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない”としています。つまり、自衛のためと言えば戦争もできるし、集団的自衛権も行使できます。大国の言いなりでどうにでもなるでしょう。そして、第九条の二として“内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する”とあります。
第十八条“何人も、その意に反すると否とにかかわらず、社会的又は経済的関係において身体を拘束されない”とあります。つまり、その社会的・経済的以外には拘束OK。「政治的」に拘束されることはあり得るし、徴兵制が始まるかも知れません。
私がもっとも不安に思うのは、第二十一条表現の自由についてです。“集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は保障する”2“前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的として活動を行い、並びにそれを目的として結社することは、認められない”。これは先進国としては他に例を見ない、国民から表現の自由を奪ったものだそうです。お上の判断次第で、デモや集会はできなくなります。反原発運動なんてしたら、即、捕まるでしょう。原発や政治に興味のない人だって、ネットやツイッターでつぶやくことも制限され、下手なことをすれば一網打尽。
 第九章“緊急事態”として、新設された条項があります。第九十八条“内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、(略)において(略)緊急事態の宣言を発することができる。”緊急事態の宣言の効果として、第九十九条“緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができるほか、内閣総理大臣は財政上必要な支出その他の処分を行い、地方自治体の長に対して必要な指示をすることができる”3“緊急事態の宣言が発せられた場合には、何人も、法律の定めるところにより、当該宣言に係る事態において国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して発せられる国その他公の機関の指示に従わなければならない”など、一言で言うと、政府が「緊急事態だぁ」と言えば、内閣総理大臣が憲法や法律を超越してほとんど何でもできる、ということです。本来、国会のもつ立法権を無視して内閣が法律を作れるとなれば、三権分立も成り立ちません。第二次世界大戦下でのナチス「全権委任法」と酷似している、という専門家もいます。
 最近話題になっている第百条(現行憲法第九十六条)“この憲法の改正は、衆議院又は参議院の議員の発議により、両議院のそれぞれの総議員の過半数の賛成で国会が議決し、国民に提案してその承認を得なければならない。この承認には、法律の定めるところにより行われる国民の投票にといて有効投票の過半数の賛成を必要とする”と、現行の各議院総議員の三分の二以上から過半数へと、改憲の発議を簡単にできるようにしています。憲法とは本来、国家権力から国民を守るものであり、厳しい改正発議要件は、国家権力の暴走を食い止めるための安全装置です。また、国民の有効投票というところも曲者で、投票率を下げ、無効票として弾いたりすれば、いくらでも分母を小さくし、過半数は簡単にクリアできるようになるそうです。
 諸外国と比べて日本は憲法変更の手続きが厳しい、という人もいますが、そんなことはありません。米国もドイツも韓国も初めに国会議員の三分の二以上の賛成が必要で、その後、全州(米国)に発議したり、国民投票にかけたりします。
 最後に、現行憲法第九十七条“この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである”という条項、基本的人権を制限するような改憲はさせない、というところがバッサリ削除されています。

 これだけ恐ろしく時代錯誤な改憲草案がメディアではほとんど取り上げられないところを見ると、政府の情報規制は既に始まっているように思います。どこの世界に自ら表現・集会の自由を奪われ、財産も身体もお国の思うままにどうぞ、という人がいるでしょうか?また、「九条を変えるのは国民を守るため」と言いますが、過去の戦時中の記憶からも原発事故の処理や被災者支援を見ても本当に私達を守ってくれるとは思えません。
 それから、よく「アメリカに押し付けられた憲法だから」とも言いますが、九条については時の総理大臣幣原首相が「自らの信念で戦争放棄を盛り込んだ」と回顧論で述べています。マッカーサー元帥もそう述べています。それにアメリカの押し付けにノーと言いたいなら、何故TPPやオスプレーは断らないのでしょうか?
 この当たり前に平和で幸せな日々を未来の子ども達にも残していきたい、そんな風に強く思います。その為に今の自分にできることは、一人でも多くの人にこの事実を知ってもらうこと!家族団らんの話題に、ご近所さんの立ち話にママ友との笑い話の中に、うまく話題にのせて広めていきたいと思います。一人が10人に広めれば、その10人が100人に広め・・・そんな風に波が起きるのではないか、そう願っています。

貝のよもやま話 8 -海に捨てられる貝がら-

千葉港ポートパークかもめのクリーン隊 千葉市中央区 谷口 優子 

 3月~6月にかけて大潮の前後の干潮時には大きく潮が引くので海のいきものの観察には最適の季節です。 わたしは貝を中心に観察しているのですが、どうしてこんなところに?と思うような貝がらが落ちていることがよくあります。
 先日、千葉ポートパークでまとまって落ちていた貝がらです(写真1)。オオヘビガイ、ツタノハ、マツバガイ…干潟にはいない貝ばかりです。なんとなく南房総あたりで拾ってきたもののような気がします。また、別の日ですがサザエとトコブシが捨てられていました(写真2)。サザエやトコブシは外海にいる貝…というより買ってきて食べたあとの貝のようでした。この海岸で採れるようなアサリやホンビノスガイなど明らかに食べたあとの殻、それも海の貝(シジミは見たことがない)がよく捨てられています。潮干狩りのついでに前回食べた殻を捨てに来るのでしょう。「貝がらは燃えるごみ」として処分できます。でも、わざわざ海岸に持ってくるというのは貝を燃やしてしまうことに人は抵抗があるのかもしれません。

   

 先週行った館山の海岸にはホタテガイが落ちていました。ご存知のようにホタテガイは東北~北海道の冷たい海にすむ貝です。バーベキューにでもしたのか殻だけがぽつんとありました。館山湾では高校の実習でカキの養殖をしており、穴をあけたホタテガイを筏につるしています。どうやらそれではなさそうでした。とても驚いたのは昨年の夏、沖縄の座間味諸島・阿嘉島の岩場でホタテガイの殻を見つけました(写真3)。

 

 まさか南国の海でホタテガイを拾うとは思ってもみませんでした。こんなところで殻つきのホタテガイを食べる人がいるんだと、変に感心しました。売っていること自体驚きです。魚の骨を海に持ってくる人はいなくても貝を海に還す人はどこにでもいるようです。殻ならまだいいのですが、生きている貝は絶対に採った海以外の場所にはかえさないでください。
 一昨年、千葉ポートパークで九十九里浜にすむコタマガイやチョウセンハマグリの生きた個体をいくつか拾いました。この海岸で繁殖できるとは思えませんが本来いないはずの生き物を持ち込むという行為は生態系を乱していることになります。「かわいそうだから海に帰してあげよう」、その気持ちはわかりますが、生きた貝はもちろん、殻でさえも近くの海に捨てるのはいきものにとっても貝屋にとってもはなはだ迷惑な話です。
 たまたまこれは貝の話なだけで、昆虫や魚類、植物も同じことです。持って帰るのは最低限に。むやみに生きものを放したり捨てたりしないでください。「お家に帰れなくなっちゃうから観察したらそこで逃がしてあげようね。

『フタバから遠く離れて』上映会と
お話会 -私たちがつくる未来-

茂原市 松本 みのり 

 こんにちは。「子どもと一歩の会」の松本です。子どもと一歩の会では、福島での原発事故をきっかけに、100年後、1000年後の子どもたちも笑顔でいられる社会を作ろう。そのために今できることを伝え合い、一歩ずつ進めていこう。と、千葉県大網白里市、東金市、茂原市、千葉市などの子育て中のママを中心に、10数名が集まって活動しています。
 この度、私たちの進める、「1人1プロジェクト」の中から、1つの企画が実現することになりました。福島県の双葉町から埼玉県加須市の旧騎西高校に避難された方々を撮ったドキュメンタリー映画『フタバから遠く離れて』の上映会と、前双葉町長の井戸川克隆さんのお話会です。
 元々は、町の財政のためと原発推進の立場を取られていた井戸川さんが、原発事故を受け、町民を守る首長として、また1国民として、どのような経験をされ、どう考えを変えられたのか、これまでどう動いて、それに対して国からどのように扱われてきたのか、しっかりお話を伺いたいと思います。
 「私たちは国民ですか?」と井戸川さんに言わしめた、双葉町の人たちが置かれてしまった状況は、今の社会のあり方を凝縮し表しているように感じます。原発事故から、国が本当に守ろうとしてきたものは何だったでしょうか?本気で国民の命と幸せを守ろうとしない国が、自衛隊を戦える軍隊に変えて、一体何を守ろうとするのでしょうか?私たちは今、未来の行き先を決める大事な岐路に立たされています。
 これからどんな社会を作り育て、次の人たちに引き継いでいきたいかを、様々な立場を超えて、より多くの人と考え、語り合い、つながり合える場を作りたいと願い、今回の企画を進めてきました。
 当日は、会場後方に、今と未来を楽しくする活動を実践中の方々、団体の紹介コーナーを作り、来場された方に一つでも、自分もやってみよう!と思うことを持ち帰っていただきたいと思っています。ちば環境情報センターからも出展いただける予定です。みなさんのご参加とご協力を心からお待ちしています。

 『フタバから遠く離れて』上映会とお話会

 日 時:2013年6月22日 12:50~16:30
 会 場:大網白里市保健文化センター 3階
     (大網白里市大網100-2)
 参加費: 1,500円(高校生以下,原発事故で避難中の方は無料)
 連絡先:子どもと一歩の会  松本 みのり
      0475‐34‐8334/090‐8463‐8274
      kodomotoipponokai@yahoo.co.jp
      https://www.facebook.com/kodomotoipponokai

    2013年度 ちば環境情報センター総会と交流会のお知らせ

 2012年度の活動実績報告や会計報告,2013年度の活動予定や予算など審議します。
総会終了後14:30から、お菓子などをつまみながらの交流会を予定しています。初めての方も大歓迎です。
ちば環境情報センター内に併設の、ちば市民放射能測定室「しらベル」の見学もできます。

日 時:2013年6月30日(日)13:00~16:00
     <総 会13:00~14:00,交流会14:30~16:00>
場 所:NPO法人 ちば環境情報センター事務所(千葉市中央区中央3-13-17)
      TEL&FAX 043-223-7807 E-mail:hello@ceic.info
交流会参加費:500円

【発送お手伝いのお願い】

 ニュースレター7月号(第192号)の発送を7月8日(月)10時から事務所にておこないます。発送のお手伝いをしてくださる方を募集しています。よろしくお願い致します。


編集後記: 5月28日、市原市民の森へ行きました。川を覗くと、モツゴの雄が水中の小枝に体を強く何回も打ち付け、腹のふくらんだ雌が寄り添うように産卵していました。雄の鱗はあちこち剝げて傷だらけ。産卵場所を掃除していたのです。野生生物にとって子孫を残すのに懸命な季節です。 mud-skipper