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更新情報
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大切なお知らせ:谷津田の自然を愛する皆様へ
※YPPとは「谷津田プレーランドプロジェクト」の略称です。詳しくは谷津田保全のページをご覧ください。 最近の話題ちば環境情報センターからのお知らせや活動報告です!
この日はジャガイモ堀をしました。今年からスタートした「谷津田畑プロジェク」、略してYHP。初めて収穫の日を迎えました。ジャガイモの品種はキタアカリ。思っていてたよりも多くの収穫量で、作業者一同笑顔がこぼれました。 思い起こせば1月22日の畑作りからの出発でした。草を刈り、畑の場所を決め、皆で鍬を手に持ち開墾、畑にしました。その後しばらく寝かせて2月19日に種芋を植えました。その日から約3ケ月。立派なおイモを収穫することができました。 他の作業も同時進行でありました。アライグマの罠の近くに仕掛けた赤外線カメラ。その周辺の草刈りをしました。それと田んぼの作業です。畔の補修と田の水を溜池式からかけ流し式への変更。かけ流し式とはU字溝から常に水を取り入れて田に流す方法です。窒素分が少ないということでかけ流し式にしました。今年の山形はえぬきの収量が楽しみです。 参加者13名(大人11名、小学生2名)
ときどき小雨がぱらつく日でした。交流館のスタッフの方々に連れられた9人の子どもたちが、谷津田にやってきました。9人中4人は、いつもお米づくりなどに参加している常連の皆様でした。 挨拶や注意事項の確認後、谷津田を歩きながら、オオスズメバチを捕まえるトラップにエサ(酒と酢と砂糖を混ぜた液)を入れる作業をしました。私たちにとって危険な昆虫です。 水路でシマドジョウやメダカをとったり、仕掛けてあるわなを引きあげてアメリカザリガニやクサガメを捕まえたりしました。小さなカエルは手づかみです。 その後、目の細かい網でプランクトン採集。100倍の顕微鏡でアオミドロやケンミジンコ、ケイソウを観察できました。双眼実体顕微鏡ファーブルでは、20倍で観察。100倍との見え方の違いも面白かったです。 あっという間の1時間半でした。元気いっぱいの皆様は、持参したお弁当をむさぼりながら、スタッフの方に促されて帰路につきました。 今日は、春夏秋冬4回のイベントの初回でした。また次回も楽しく過ごしたいですね。
青空でしたが朝から終日強い風が吹く日でした。ゴールデンウィーク終盤でしたが大勢の参加者がありました。 この日の作業はお米つくりの2大イベントの一つ、田植えです。思い起こせば、種まきをしたのが3月25日、雨の降る寒い日でした。悪天候にも関わらず、その日も大勢の人が集まり、苗床をつくり、種を撒き、そしてビニールテントを張りました。それから42日間、立派に育った苗をこの日集まった人たちで植えました。今年からお米つくり講座に参加された皆様はとても呑み込みが早く、スピード感ある田植えをしてくれました。 昨年以前のお米つくり講座の人たちも来てくれました。経験のある彼らは指示しなくても様々な仕事をこなしてくれます。午前中には手前の2枚の田んぼにうるち米の山形はえぬきを植えました。昼食の後に恒例の谷津田運動会。この日は人気種目の『だんごコロコロ』。子ども達は工夫を凝らして泥だんごを作っていました。 午後からは泥深い下の田んぼです。3種類の古代米(赤米、黒米、緑米)、そして農林1号を植えました。凄かったのは午後からの作業でも集中力が途切れなかったこと。2時30分にはすべての田植えが終了。その後片付けをしました。皆様で心地よい疲れと、十分な達成感を分かち合うことができました。最後に谷津田カフェのおまけもありました。作業の後で味わう谷津田のコーヒーの味は格別でした。 参加者52名(大人30名、大学生1名、高校生2名、中学生2名、小学生16名、幼児1名) 報告者;平沼勝男
1日中雨の予報でしたが、2000年2月の第1回目の観察会から1度も中止したことのないこの観察会。 雨の日は晴天とは違った生きものたちの姿が見られるのも興味深いものです。いつものメンバーに加えて、東京都の葛飾区郷土と天文 の博物館学芸員の小峰園子さんと川漁師ファンクラブの原裕介さんが参加しました。最初に谷津田を散策。雨を待っていたかのように シュレーゲルアオガエルの大合唱。森ではクサイチゴが赤い実をつけ、皆で味わいました。ノイバラのが満開で甘い香りを放っていま した。いつもはとげとげの印象が強く厄介者扱いですが、白く可愛い花と香でノイバラの印象が変わりました。トモエソウの群落も 健在で、7月には美しい花を咲かせることでしょう。参加者9名(大人9名)
ゴールデンウィークの初日は春の陽気になりました。田起こしという地味な作業でしたがたくさんの人が集まってくれました。作業に彩を与えてくれたのは生き物達でした。刈払機で首を刈られたと思われるヤマカガシの死体に始まり、アマガエルを見つけたと言って持ってきたシュレーゲルアオガエルなどたくさんの生き物を作業中の子供たちが見つけてくれます。そのうちに水槽を用意して、ここに入れてと伝えるとたくさんのシュレーゲルアオガエルやまだ小さなやニホンアカガエルが集まりました。もちろん終了時には田んぼに戻しました。沢山のカエルがここの田んぼにいることを知ってもらえたと思います。 田起こしの作業の内容は、鍬などで泥を起こしてひっくり返す、昨年の稲の切り株を抜いて倒す、雑草の除去、畔の補修などです。皆さん泥の中で懸命に作業をされていました。 昼食後、道路を這っていたっていた大きなアオダイショウを参加者が発見、スタッフが捕まえ、みんなで恐る恐る観察。手を出して触っていました。午後からは30分間作業をした後、恒例の谷津田運動会です。種目は泥んこレース。ただ残念なことに、その頃には帰る人が多くいて、1レースだけの勝負となりました。今日来られた方の多くはショウブを刈ってお持ち帰りしました。この日の夜はちょっと早い菖蒲湯を楽しまれたことでしょう。 参加者51名(大人32名、大学生1名、中学生1名、小学生16名、幼児1名)
春の陽気となりました。この時期は新緑が美しい季節。田んぼではシュレーゲルアオガエルが盛んに鳴き、森ではウグイスをはじめ様々な野鳥たちがさえずりを奏でていました。3月25日の雨天に種まきをしたお米の苗は順調に育っています。もう5㎝以上に伸びていました。 この日の作業は、田の草取り、空中ブランコのロープの交換、スズメバチのトラップ4個の取り付けでした。参加者が思い思いに作業をしました。たまにはのんびりと楽しんでする作業は良いものです。 参加者10名(大人7名、小学生3名)
4月15日、前日の暖かさとは打ってかわって冷たい雨が降りしきる中、代々木公園で開かれたアースディにちば環境情報センターが出展し、スタッフとして参加しました。 今年のアースディーは4月15日、16日の2日間、代々木公園で開催され、環境活動や国際平和のための活動をしている200以上の団体が参加しました。白神山地を紹介するブースや、鹿の肉を使ったハンバーガーを売るお店、はちみつを売るお店、藍染めの衣類を売るお店など、たくさんのお店がありました。さらにお昼を食べるためのお皿を貸し出し、それを洗う場所もあり、イベントにつきもののゴミを少なくする工夫もされていて感心しました。ほかにもコンサートや講演会なども開かれていました。 ちば環境情報センターは、イオン環境財団の方たちと同じテントを使わせてもらい、森の恵みを使ったクラフト工作を行いました。 どんぐりや竹、小枝、稲などを使って可愛い「森の妖精」を作りました。雨のため来場者は少なかったのですが、このテントは好評で、親子連れが途切れることなく訪れ、熱心にトトロに似た森の妖精作りに挑戦しました。 小さなどんぐりが可愛いインテリアに変身していくのを見るのはとても楽しかったです。雨でしたが、新緑がきれいで、森のありがたみ、自然のありがたみを実感する一日でした。 船橋市 長 正子
曇り空でしたが、暑くもなく寒くもなく、新緑の美しい谷津田の散策になりました。最初に森を散策し、ウラシマソウやシュンランの花を観察しました。谷津田ではシュレーゲルアオガエルが大合唱、メダカも活発に活動していました。下流の鉄塔まで歩きましたが、イノシシやアライグマの足跡がたくさん見られ、人知れず活発に活動していることが分かりました。土水路の斜面にはカンアオイが群生し、大雨で流されて最近見かけなくなっていたトリカブトが復活していました。 参加者17名(大人10名、学生2名、小学生3名、幼児2名)
予報の通り、朝から小雨が降り続きました。しかも冬に戻ったかのような寒さでした。本来は日程を変更するべきだったかもしれませんが、後々の作業への影響を考えて強硬することにしました。そんな天候にもかかわらず、今年からお米つくりに参加された方々、いつも来ていただくレギュラー参加者、そしてスタッフと多くの人々に集まって頂きました。こんな条件ですから、小さなお子様などは田んぼに入らなくても良いこと、いつでも帰って頂いても良いことなど、決して無理強いしないことを条件にしました。 グループを3つに分けました。今年からお米つくり参加者で、この日初めて田んぼに来られた方は谷津田のお米つくりについての説明からスタート。同じく今年からお米つくり参加で、前回の説明会に来られた方は長ぐつに履き替えて、田んぼの中で歩く練習からスタート。その他のレギュラー参加者やスタッフは苗床つくりから種まきと作業をすすめました。 種を撒いたお米は全部で5種類。うるち米の『山形はえぬき』と『農林1号』、古代米(もち米)の『緑米』『赤米』『黒米』です。それぞれを分けて種まきをしました。そしてビニールテントを張って終了。全員が機能的に活動して頂いたおかげで11時30分には全作業を終了することができました。 この日来られた皆様、本当に感謝です。参加者23名(大人16名、中学生1名、小学生4名、幼児2名)
雨天の為、一日順延となったこの日は朝から好天に恵まれました。『お米つくり説明会』とYPP『春の野草を食べる会』の同時開催です。スタート時から両グループを二つに分けて別々の場所で開始。お米つくり説明会は、今年応募があった6家族のうち4家族が参加。 初めに森の中でスタッフから谷津田についてのレクチャーを受け、次に実際の田んぼを回り見学、再び森の中でお米つくりについての説明がありました。一つ嬉しい誤算だったのは、前日の雨でシイタケが沢山なっていたことです。説明会の後、参加者はシイタケを採りをして野草を食べる会に合流しました。原木からシイタケを採ることは初めてだったようで、皆さん喜んでいました。 野草を食べる会のグループは、ワイワイ広場に集合。全員で刈り残されていた草をどける会場作りからスタートしました。一部の調理場設営のスタッフを残し、野草摘みに出発。春の谷津田を楽しみました。ニワトコ、ヨモギ、ノビルが沢山とれました。どれもこの日の調理の天ぷらにすると美味しい野草です。広場に戻り、野草の天ぷらを美味しく頂きました。 途中合流してきたお米作り説明会の皆様のおみやげ、採れたてシイタケはさっそく火であぶられ塩を振ってふるまわられました。新しいメンバーを加えて楽しく、豊かな時間を共有できました。 参加者43名(大人25名、中学生3名、小学生13名、幼児2名)
昨日から一転して肌寒い曇り空になりました。この日の観察会のテーマはニホンアカガエルの卵塊調査と卵の観察です。調査した田んぼは、YPP田んぼ、マイ田んぼ、花澤さん田んぼ西側、花澤さん田んぼ西側の4か所です。今年は2月12日の夜に産卵が始まったことがはっきりしています。1回目調査と(2月19日)と2回目調査の(2月26日)の合計の卵塊数は150個でした(消失した8個も含む)。 これは異常な少なさです。今回、卵塊数が増えることを期待したいところでしたが、結果は51個でした。これまでの合計で201個となります。残念ながら挽回できてはいないようです。 卵塊調査の後は、産卵後間もない卵と、卵塊から出たばかりのオタマジャクシの観察をしました。実体顕微鏡2台を使い、永年、高校生物の教鞭を取ってこられた高橋久美子さんに解説していただきました。オタマジャクシの外鰓(がいさい)が見えたことや、たまに動く姿が興味を引いていました。これが将来カエルになるのは不思議な気がしました。 本日、見られた花はセイヨウタンポポ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、タネツケバナ。鳥は、ノスリ、シジュウカラ、ウグイス、ジョウビタキ、コジュケイです。ウグイスはさえずりのホーホケキョが盛んに聞こえました。コジュケイもまだへたくそなチョットコイチョットコイでした。アカメヤナギの芽が膨らんでいました。 参加者13名(大人9名、学生2名、小学生2名)
急遽、ニホンアカガエルの卵塊調査をすることにしました。今年の産卵の初日ははっきりしていて2月12日の夜です。その日の日中、私は所用でYPP田んぼに行きましたが、その時は卵塊はゼロでした。マイ田んぼも同様でした。 翌日の13日の朝、メンバーの田村さんから卵塊があるとの報告がありました。マイ田んぼとYPP田んぼで50個くらいありそうとのことでした。これで産卵の初日がわかりました。卵塊調査の結果、YPP田んぼに53個、マイ田んぼに33個、花澤さん田んぼに45個、合計131個という結果でした。最近はウシアエルやアライグマによる食害の影響が心配されます。これから3月まで産卵は続きます。今後の卵塊数の増加を切に望みます。 卵塊調査終了後、休憩をはさんで谷津田畑作り(YHP)をしました。この日はジャガイモの種イモの植え込みです。畑の上にひいたマルチシートに等間隔で穴をあけ、その中に種芋をいれていきます。スタッフの適切な指導の下、分業体制であっという間に植え込みが終わりました。6月の収穫が楽しみです。 報告;平沼勝男 参加者11名(大人7名、小学生2名、幼児1名)
とうとうYHPが動き始めました。YHPとは谷津田畑プロジェクトの略。下大和田の森に畑を作り、サツマイモやジャガイモなどを作るという計画です。いつの間にかプロジェクトの名前ができていました。場所は東屋の後ろの台地の上、東電により木を伐られてしまったところです。 朝、スタッフが話し合って、畑を作る場所と大きさなどの詳細を決めました。順次集まってきた参加者にその日の作業の説明して開始されました。 3台の刈払機で畑予定地への通路の確保と整備をしました。東屋のすぐ横の台地に上る階段はその先が延びてきた草でゆく手を遮られていましたが、通れるようにしました。刈り終わると、参加者は手に鍬やスコップをもって開墾の開始です。いつもは田んぼで鍬をふるいますが、この日は台地の上です。皆さん楽しそうです。土も問題はなさそうでした。 この日は記録的な寒波が近づいてきているということで気温が低く3℃でしたが、それでも皆さん暑いと言っては上着を脱いで開墾に精を出しました。台地の下では伊瀬戸銘木店さんのお二人で、谷津の森の土壌改善の作業を行っていました。水の流れを地表から地下に変える作業だそうです。台地に通じる階段の整備もして頂きました。 報告:平沼勝男 参加者11名(大人9名、小学生2名)
年末から晴天が続き連日のように乾燥注意報も出ていたのですが、この日に限って雨。弱い雨ですが昨夜から降っていました。中止にするかどうか悩みましたが、10時から11時にかけては降らないという予測をたて、また続々と集まる参加者の皆さまのお顔を見て、スケールを小さくして行うことにしました。 東屋のビニールシートのひさしを広げ、その下で火おこしをしました。通常湿度の高い日は火おこしは難しいのですが、この日は性能のすぐれた火おこし器と超絶的な火おこし技術により難なく成功。無事にどんど焼きをすることができました。天候を考えて場所は田んぼ、かまど2台で行いました。お正月飾りやしめ縄、書初めなどをお焚き上げしました。 参加者が持ってきてくれたマシュマロやソーセージを火であぶり、美味しく頂きました。久しぶりに燃える火は楽しいですね。昨年の大福帳の表彰式、弓矢遊び、谷津田運動会のボートレース等も行い、短い時間でしたが、集まった皆さまと楽しい時間を過ごすことができました。今年も良い年になりそうです。 参加者27名(大人18名、中学生1名、小学生6名、幼児2名)
冬鳥を求めて、鹿島川合流部まで真冬の谷津を散策しました。最近は野鳥の数がめっきり少なくなりましたが、千葉県内のほかの場所でもこの現象が起きているようです。皆さんの地域ではいかがでしょうか。 抜けるような青空の下、大きな群れは見られませんでしたが、カシラダカやアオジがアシ原から飛び立ったり上空をノスリが舞ったり、参加者は今年初めてのイベントを満喫しました。 午後は1月14日実施予定の「どんど焼きと昔遊び」会場である「わいわい広場」の草刈りを実施しました。 観察した野鳥16種:セグロセキレイ,カシラダカ,ジョウビタキ,アオジ,カワラヒワ,シジュウカラ, ハシボソガラス,ハシブトガラス, ヒヨドリ, エナガ, ウグイス, ノスリ, コゲラ,キジバト,メジロ,アカハラ 参加者18名(大人12名、専門学校生1名、高校生1名、小学生4名) |
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