ロゴNPO法人 ちば環境情報センター

気がついた人が、出来ることから行動しましょう。環境保全活動の情報発信基地を目指しています。

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コロナ感染症拡大状況によりイベントが中止になる場合もありますので、ホームページでご確認下さい。

以下の「谷津田保全活動における新型コロナウィルス感染症防止のためのお約束」を守って、ご参加ください。

谷津田保全活動における新型コロナウィルスによる感染防止のためのお約束

・少しでも体調が悪いときは参加を控えてください。
・活動時や昼食時は、距離を保つよう各自意識してください。
・昼食時はアルコール等で手指を消毒してください (アルコールは会で用意します)。

谷津田の植物を描いた一筆箋ができました
谷津田を広く知っていただくため、会員の森口ゆかりさん(テキスタイルデザイナー)にお願いして一筆箋を作りました。

今年の下大和田・谷津田の米作りの参加者を募集します
申し込み締め切りは3月16日、18日に説明会を開きます。
詳しくはチラシをご覧下さい。


米作り日程表チラシ
↑日程表
千葉市緑区の
谷津田で米づくり・
観察会・森と水辺の
手入れをしています。
イベント 日時 場所 内容
ちば里山くらぶ 3月19日(日)
9:45~12:00
下大和田谷津田 畦の補修作業など
下大和田谷津田プレーランドプロジェクト(YPP)  日程が変更になりました
3月19日(日)
9:45~12:00 
下大和田 谷津田 第287 回「米づくり説明会・野草を食べる会」
 下大和田谷津田プレーランドプロジェクト(YPP) 3月25日(土)
9:45~14:00
 
 下大和田 谷津田  第288 回「苗床作り・種まき」
下大和田谷津田観察会とごみ拾い 4月2日(日)
9:45~12:00
下大和田谷津田 第279回
「観察会とごみ拾い」
小山町YPP 3月25日(土)・4月1日(土)
10:00~12:00 
小山町 第213/214回 YPP「苗代作り」
 ちば環境情報センター 運営委員会 3月21日(日・祝)
10:00~12:00
Zoomで開催  
 ニュースレター発送作業 4月7日(金)
10:00~
 千葉市民活動支援センター 谷津田だより・ニュースレター 発送作業

※YPPとは「谷津田プレーランドプロジェクト」の略称です。詳しくは谷津田保全のページをご覧ください。

最近の話題

ちば環境情報センターからのお知らせや活動報告です!

第278回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い 2023年 3月 5日(日) くもり

昨日から一転して肌寒い曇り空になりました。この日の観察会のテーマはニホンアカガエルの卵塊調査と卵の観察です。調査した田んぼは、YPP田んぼ、マイ田んぼ、花澤さん田んぼ西側、花澤さん田んぼ西側の4か所です。今年は2月12日の夜に産卵が始まったことがはっきりしています。1回目調査と(2月19日)と2回目調査の(2月26日)の合計の卵塊数は150個でした(消失した8個も含む)。 これは異常な少なさです。今回、卵塊数が増えることを期待したいところでしたが、結果は51個でした。これまでの合計で201個となります。残念ながら挽回できてはいないようです。 卵塊調査の後は、産卵後間もない卵と、卵塊から出たばかりのオタマジャクシの観察をしました。実体顕微鏡2台を使い、永年、高校生物の教鞭を取ってこられた高橋久美子さんに解説していただきました。オタマジャクシの外鰓(がいさい)が見えたことや、たまに動く姿が興味を引いていました。これが将来カエルになるのは不思議な気がしました。 本日、見られた花はセイヨウタンポポ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、タネツケバナ。鳥は、ノスリ、シジュウカラ、ウグイス、ジョウビタキ、コジュケイです。ウグイスはさえずりのホーホケキョが盛んに聞こえました。コジュケイもまだへたくそなチョットコイチョットコイでした。アカメヤナギの芽が膨らんでいました。                 参加者13名(大人9名、学生2名、小学生2名)

下大和田 森と水辺の手入れ「アカガエルの卵塊調査とジャガイモの植え付け」2023年 2月19日 晴れ

急遽、ニホンアカガエルの卵塊調査をすることにしました。今年の産卵の初日ははっきりしていて2月12日の夜です。その日の日中、私は所用でYPP田んぼに行きましたが、その時は卵塊はゼロでした。マイ田んぼも同様でした。 翌日の13日の朝、メンバーの田村さんから卵塊があるとの報告がありました。マイ田んぼとYPP田んぼで50個くらいありそうとのことでした。これで産卵の初日がわかりました。卵塊調査の結果、YPP田んぼに53個、マイ田んぼに33個、花澤さん田んぼに45個、合計131個という結果でした。最近はウシアエルやアライグマによる食害の影響が心配されます。これから3月まで産卵は続きます。今後の卵塊数の増加を切に望みます。 卵塊調査終了後、休憩をはさんで谷津田畑作り(YHP)をしました。この日はジャガイモの種イモの植え込みです。畑の上にひいたマルチシートに等間隔で穴をあけ、その中に種芋をいれていきます。スタッフの適切な指導の下、分業体制であっという間に植え込みが終わりました。6月の収穫が楽しみです。 報告;平沼勝男 参加者11名(大人7名、小学生2名、幼児1名)

下大和田 森と水辺の手入れ「YHP始動」2023年1月22日 晴れ

とうとうYHPが動き始めました。YHPとは谷津田畑プロジェクトの略。下大和田の森に畑を作り、サツマイモやジャガイモなどを作るという計画です。いつの間にかプロジェクトの名前ができていました。場所は東屋の後ろの台地の上、東電により木を伐られてしまったところです。 朝、スタッフが話し合って、畑を作る場所と大きさなどの詳細を決めました。順次集まってきた参加者にその日の作業の説明して開始されました。 3台の刈払機で畑予定地への通路の確保と整備をしました。東屋のすぐ横の台地に上る階段はその先が延びてきた草でゆく手を遮られていましたが、通れるようにしました。刈り終わると、参加者は手に鍬やスコップをもって開墾の開始です。いつもは田んぼで鍬をふるいますが、この日は台地の上です。皆さん楽しそうです。土も問題はなさそうでした。 この日は記録的な寒波が近づいてきているということで気温が低く3℃でしたが、それでも皆さん暑いと言っては上着を脱いで開墾に精を出しました。台地の下では伊瀬戸銘木店さんのお二人で、谷津の森の土壌改善の作業を行っていました。水の流れを地表から地下に変える作業だそうです。台地に通じる階段の整備もして頂きました。  報告:平沼勝男  参加者11名(大人9名、小学生2名)

第286回下大和田YPP「どんど焼きと昔遊び」 2023年 1月14日 雨時々曇り

年末から晴天が続き連日のように乾燥注意報も出ていたのですが、この日に限って雨。弱い雨ですが昨夜から降っていました。中止にするかどうか悩みましたが、10時から11時にかけては降らないという予測をたて、また続々と集まる参加者の皆さまのお顔を見て、スケールを小さくして行うことにしました。 東屋のビニールシートのひさしを広げ、その下で火おこしをしました。通常湿度の高い日は火おこしは難しいのですが、この日は性能のすぐれた火おこし器と超絶的な火おこし技術により難なく成功。無事にどんど焼きをすることができました。天候を考えて場所は田んぼ、かまど2台で行いました。お正月飾りやしめ縄、書初めなどをお焚き上げしました。 参加者が持ってきてくれたマシュマロやソーセージを火であぶり、美味しく頂きました。久しぶりに燃える火は楽しいですね。昨年の大福帳の表彰式、弓矢遊び、谷津田運動会のボートレース等も行い、短い時間でしたが、集まった皆さまと楽しい時間を過ごすことができました。今年も良い年になりそうです。 参加者27名(大人18名、中学生1名、小学生6名、幼児2名)

第276回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い 2023年 1月 8日(日) 晴れ

冬鳥を求めて、鹿島川合流部まで真冬の谷津を散策しました。最近は野鳥の数がめっきり少なくなりましたが、千葉県内のほかの場所でもこの現象が起きているようです。皆さんの地域ではいかがでしょうか。 抜けるような青空の下、大きな群れは見られませんでしたが、カシラダカやアオジがアシ原から飛び立ったり上空をノスリが舞ったり、参加者は今年初めてのイベントを満喫しました。 午後は1月14日実施予定の「どんど焼きと昔遊び」会場である「わいわい広場」の草刈りを実施しました。 観察した野鳥16種:セグロセキレイ,カシラダカ,ジョウビタキ,アオジ,カワラヒワ,シジュウカラ, ハシボソガラス,ハシブトガラス, ヒヨドリ, エナガ, ウグイス, ノスリ, コゲラ,キジバト,メジロ,アカハラ 参加者18名(大人12名、専門学校生1名、高校生1名、小学生4名)

下大和田 森と水辺の手入れ「水路の整備とU字溝の清掃」2022年12月18日 くもり

雨上りの寒い朝でしたが作業をする時間には気温も少し上がってきました。トンネル脇のU字溝のお掃除をしました。この時期は落ち葉が多く、雨も降りましたのでかなりの落ち葉の堆積がありました。同時進行で、田んぼ脇を流れる小川の両サイドと花沢さん田んぼの水路脇のアシを刈払機で刈りました。足元が悪く、アシも背が高く伸びていたので結構力のいる大変な作業でした。 花沢さん田んぼ横の水路の整備もしました。水路の流れを悪くしている枯葉などの除去です。また、小川の中に伸びてきたアシを鎌で刈る作業もしました。冷たい水の中これも大変な作業でした。この日の作業で、川はとてもきれいになり、流れも良くなりました。参加者の皆様ありがとうございました。 参加者6名(大人5名、小学生1名)

第275回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い 2022年12月 4日(日) 晴れ

今回は、11月27日の森の手入れで整備した自然観察路を鹿島川まで歩き、初冬の谷津を散策しました。各地から雪の便りが届くようになりましたが、この日の谷津は暖かい日差しが届きとても快適な観察会になりました。カシラダカやアオジなどの冬鳥は例年よりだいぶ少なく感じました。コバネイナゴやアキアカネもあちこちで見られ、まだ秋の終わりのようでした。タチツボスミレが咲いていたり、ウグイスが囀ったりして季節外れの生きものたちにも出会いました。 参加者13名(大人9名、大学生1名、専門学校生1名、小学生2名)

第7回下大和田 森の手入れ「自然観察路の整備」2022年11月27日(日)晴れ

青く澄んだ空の下、鹿島川までの谷津田の自然観察路の整備をしました。計4台の刈り払い機でアシの狩り残しの根を刈り、除去する作業でした。 今まで歩いて40~50分かかったコースが、30分足らずで行けるようになりました。これからの自然観察会や伊瀬戸銘木店さんへの通路として使えそうです。これとは別に、下大和田の高速の下のトンネル脇の水路に溜まった落ち葉の除去をしました。除去するだけでなく、この落ち葉を使い肥に利用します。想定していたよりも多くの落ち葉が溜まっていました。少人数での作業でしたが、それぞれ目的が達せられて気持ちよく作業を終えることができました。                      参加者6名(大人6名)

下大和田 森と水辺の手入れ「畦の補修」 2022年11月20日 くもり

年々畔の傷みがひどくなっています。特に最近は雨の量が多く、大水が畔を乗り越えるため畔の土が流失。田んぼにはその土が入り、田んぼと畔の境が不鮮明になっている場所がいくつかあります。 このような畔を2か所補修しました。一つ目は、YPP田んぼの道路側の2枚の田んぼの真ん中の畦。二つ目はその2枚の田んぼの道路から見て左側の奥。芦田さんのマイ田んぼとの間の畦です。 今回は板を使わずに、平たくつぶれた畔の両サイドを切り、切った土を畔の上にのせます。附近の田んぼの泥ものせて畔を高くして、あとは良く乾かします。乾くまで数カ月かかります。来年も多くの人に田んぼに来てもらうための作業でした。                 参加者5名(大人5名)

第285回下大和田YPP「もみすり」 2022年11月12日 晴れ

いよいよ今年のお米つくりの締めくくり、もみすりの作業を行いました。場所は昨年と同じ中野区にある伊瀬戸銘木店さんです。ここに大勢の人が集まりました。もみすり機は2台、ここに籾のついたお米を入れるのは主にお子様達です。スタッフが台を用意して、お子様達がお米を投入しやすくしました。この日はもみすり以外にもたくさんのイベントを楽しみました。
・籾殻を燃やして燻炭作り
・燻炭つくりの火にさつまいもを入れて、焼きいも
・コナラやシラカシのどんぐりを蒔いて苗木を作る「ドングリ幼稚園プロジェクト」
・カブトムシの幼虫探し
・ハミスさんのアラブ料理やオーガニックオリーブオイルの販売
・田中先生の谷津田カフェ
どれも好評で、楽しいイベントになりました。大勢の参加者の笑顔を頂けたて締めくくることができました。お米つくりの参加者の皆様、ありがとうございました。参加者42名(大人27名、中学生1名、小学生14名)

第274回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い 2022年11月 6日(日) 晴れ

町中でもジョウビタキの声が聞かれるようになりました。谷津田にもカシラダカやアオジなどの冬鳥がやってくる頃です。色づき始めた木々を眺めながら、快晴の秋空の下、深まりつつある秋の谷津を散策しました。葦原にはカシラダカの群れが見られ、アオジもちらほら姿を現しました。畦を歩いているとどこからともなく、アキアカネと思われる数百頭のトンボの群れが現れました。中には連結産卵をしているペアも見られ、このところ心配していたアカトンボが戻ってきたようでした。谷津にあるヤナギに大きなヒラタケを見つけて持ち帰り、秋の恵を味わいました。 参加者8名(大人7名、専門学校生1名)

千葉県立中央博物館の自然誌フェスタに出展 2022年11月 3日(文化の日)晴れ

千葉県立中央博物館で行われた自然誌フェスタ-みんなで楽しむ千葉の自然と歴史-に出展しました。このイベントは、房総の自然や歴史などを テーマに活動を展開している団体が中央博に集まり、活動の様子や成果の紹介、体験交流などを通じて来館者とともに千葉の魅力に親しむイベントです。今年は当会を含めて9団体が集いました。 ちば環境情報センターは、活動を紹介するパネルやスライドの上映、いろいろな種類のドングリを展示し、どんぐりについて学べる資料を配布しました。どんぐりを使ったやじろべえとどんぐり独楽づくりを体験してもらいました。どんぐり工作キットを60部以上用意したのですが、子どもたちだけでなく大人やスタッフにも大人気で売り切れ、最後には見本品をさしあげることになりました。 当日は天候にも恵まれ、入場者数は996人に上ったそうです。穏やかな秋の日の充実した1日になりました。

第284回下大和田YPP「古代米の脱穀」 2022年10月29日晴れ

いよいよ今年のお米つくりも終わりに近づいてきました。この日は最後から二つ目の作業、古代米の脱穀です。 初めにマイ田んぼの皆さんの緑米の脱穀、続いてYPP田んぼの緑米、黒米、最後に赤米でした。ここ数日はお天気に恵まれていたため、おだ掛けしていた稲は良く乾いていました。そして我々の愛機、イセキのハーベスターも快調でした。お昼少し前で作業は終了しました。収量もそこそこありました。終了後に恒例の谷津田運動会です。この日は新種目の『わら投げ』でした。秋空の下、子供さんたちに大人も混ざり、大変に盛り上がっていました。 参加者23名(大人14名、中学生1名、小学生7名、幼児1名)

第6回下大和田 森の手入れ「森の上の草刈りと散策路の整備」2022年10月23日(日)晴れ

暖かい秋の日となりました。この日の作業は森の上の草刈りと散策路の整備です。 この場所は昨年、送電線の下にあるという利用で、幾本ものシラカシの巨木が切り倒された場所です。突然開けた場所ですが、今ではアカメガシワやヌルデそしてイヌザンショウなど、いわゆるパイオニア植物がみっしり、人の背より高く伸びていました。その伐採です。3台の刈り払い機で刈りました。クヌギやハリキリ、タラなどは残しました。全部ではありませんが、広い空間がよみがえりました。参加者4名(大人4名)

下大和田 森と水辺の手入れ「散策路の整備」 2022年10月16日 晴れ

気持ちの良い秋空になりました。毎月、第一日曜日に行われる自然観察会のコースで、雑草に覆われ荒れてしまっている場所があります。そこを刈り払い機で整備しました。 人の背丈より伸びた草を、なぎ倒すように刈っていきます。後には広々した空間が現れます。作業中に振りかえって驚いたのは20mほどの距離にイノシシが2頭いたことです。刈り取られて露出した地面を無心にほじくっています。全く逃げる様子はありません。こちらが刈り進んでいくと、こちらのスピードに合わせて付いてきます。うるさい刈り払い機を止めてみても逃げません。それどころか10メートル先まで近づいてきました。しかしそれ以上には近づきません。大きさから2頭は子供のイノシシのようです。小型でとても可愛いかったです。 同時進行のもう一方の作業は、森の中の遊歩道の整備です。剪定ばさみで遊歩道の整備をしました。                     参加者5名(大人4名、小学生1名)

第283回下大和田YPP「古代米の稲刈り」2022年10月15日 曇り

曇り空ですが暑くもはなく寒くもない、最適の稲刈り日和でした。集合時間前からスタッフの手で稲刈りが始まり、集合時間では集まった参加者にスタッフからの説明がありました。 この日は5名の未経験者がいましたので、その人たちには特別稲刈りのレクチャー。刈り取り作業がすごいスピードで進みました。今日初の参加者も十分に活躍してもらいました。深い田んぼなので、刈り取る人は近くに、前後に長いひもをつけた大型のソリ(ジャンボスレー)を置いて刈ります。 刈り取った稲はソリに乗せ、畔にいる人にひもで引っ張ってもらい、稲を運び出す。そしてソリは反対側のひもで刈り取る人が手元に戻す。刈り取る人が行き来せず、稲だけが動くことで、刈り取りに専念できるため効率が良 いのです。11時には一番の多い緑米のすべてを刈り取ることができました。これは記録的な速さです。 休憩をはさみ黒米と赤米の刈り取り。同時に緑米を縛る作業を開始。12時にはすべての刈り取りが終わりました。食事の後に全員で稲を縛り、おだ掛けしました。最後に集合写真を撮り終了。ちょうど3時でした。 参加者の皆様が効率的に、積極的に動いてくれたおかげでこんなに早く、しかもすべて刈り取ることができました。お子さん達も頑張ってくれました。  参加者28名(大人16名、高校生1名、中学生2名、小学生9名)

第273回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い&草木染め 2022年10月 2日(日)晴れ

捕虫網を持ってトンボ類の個体数調査と、イノコズチやセンダングサなどの「ひっつき虫」の種子観察をテーマに秋の谷津を散策しました。採集したトンボは種類と雌雄を記録し放しました。先月も同様でしたが、トンボの種類と個体数は非常に少なく、特にアカトンボ類はノシメトンボ17頭とマユタテアカネ4頭しか採集できず、常連だったアキアカネなどは全く見られませんでした。ひっつき虫は、双眼実体顕微鏡のファーブルを使って種子を拡大し、植物の種子散布戦略について考えました。その巧みな構造に参加者は改めて感心していました。 午後は、谷津で採取した野草を使って草木染めを行いました。綿布を輪ゴムを使って絞ったりして染色液に入れてから、鉄とアルミニウムの2種類の媒染液に浸しました。参加者は、そのきれいな染め上がりに自然の持つパワーを感じていました。 参加者16名(大人10名、専門学校生1名、高校生1名、中学生1名、小学生3名)

第282回下大和田YPP「コシヒカリの脱穀」 2022年9月10日(土) 晴れ

久しぶりに青空に恵まれました。おだ掛けしていた稲もしっかり乾いていました。YPP田んぼと、マイ田んぼの一部の人たちのコシヒカリの脱穀を行いました。年代物の自走式ディーゼルエンジンの脱穀機はとても快適に働いてくれました。11時にはほぼ終了。 脱穀の傍らでコナギ除去に精を出すスタッフもいました。余った時間で子どもたちは、藁をよって輪をつくり、輪投げ大会をして楽しんでいました。 参加者数22名(大人14名、大学生1名、専門学校生1名、高校生1名、中学生1名小学生4名)

第272回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い&水稲農林1号の稲刈り 2022年 9月 4日(日)くもりのち晴れ

クヌギレストランに集まる昆虫を観察した後、皆伐されてできた草原の植物を調査しました。アカメガシワやイヌザンショウなどのパイオニア植物が茂る中、7月に花を咲かせていたオトギリソウの群落はすっかり結実していました。来年の開花が楽しみです。水分補給してから、下流の谷津に行きミズタマソウやエノコログサ類など夏から秋に移り変わる植物を観察しました。今年はトンボ、特にアカトンボ類の数が少ないのが気になりました。 午後は先日の稲刈りで刈り残された水稲農林1号の稲刈りをおこない、すべてをオダがけすることができました。 参加者14名(大人10名、中学生1名、小学生2名、幼児1名)

第281回下大和田YPP「コシヒカリの稲刈り」 2022年 8月27日(土)晴れ

朝から厳しい暑さの中、集合時間前にスタッフの手で稲刈りが始まりました。その後順次参加者が集まって本格的なコシヒカリの稲刈りが始まりました。暑さが厳しいため30分おきに休憩を入れました。雑草はコナギが多かったです。お子さん達も頑張ってくれました。そして午前中には何とかコシヒカリの刈入れが終了。 お昼休憩をはさみ、午後からはスタッフがおだ作り、参加者中心に刈り取った稲を縛る作業です。午後3時には、何とかおだにすべての稲を掛けることができました。  参加者;38名(大人24名、大学生1名、専門学校生1名、高校生1名、中学生1名、小学生9名、幼児1名)

第271回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い 2022年 8月 7日(日)くもりのち晴れ

猛暑つづきでしたが、この日は気温30℃前後で比較的しのぎやすい観察会となりました。クヌギレストランには、コガネムシ類やサトキマダラヒカゲなどが集まっていました。森の木を伐採して裸地になった所では、今年初めて出現したトモエソウの群落やオトギリソウなどを観察しました。道路に出ると、プラスチックでできた長さ2cmくらいの筒がたくさん落ちていたので、それをみんなで拾い集めました。 谷津田を歩いていくと、シオカラトンボやオオシオカラトンボ、マユタテアカネ、ハグロトンボなどたくさんのトンボが飛び交っていました。ちょうどミズタマソウの花が咲いている頃なので、見に行くために下流をめざしましたが、途中で3人がウシアブに刺されてしまい引き返しました。帰り道では、クルマバッタを捕まえて、羽の車模様を観察したりやクマヤナギノ花などを見ることができました。東京から来た小学3年生の親子から、普段できないトンボ採りや薮こきなど体験できて楽しかった、との感想を頂きました。 参加者11名(大人10名、小学生1名)

第280回下大和田YPP「かかしづくり」 2022年8月6日(土) くもりのち晴れ

 毎年恒例のかかしづくりは4家族が参加されました。竹林に入り、竹を伐りだすところから始まります。 皆さん、持ってきた古着をかかしに着せ、思い思いのかかしが出来上がります。記念の家族写真と集合写真の後、4体のかかしが田んぼに立ちました。他に、今年のお米つくりの作柄を調べるために、籾の粒数と穂の本数をカウントしました。 参加者19名(大人14名、小学生4名、幼児1名)

お楽しみ会 2022年7月23日(土) 晴れ

夏休みに入って最初の週末に川遊びの会を催しました。コロナ禍以前は、毎年都川で行っていましたが、今年は変則的に我々のホームグラウンドである千葉市緑区下大和田の谷津田で行いました。応募してくれた参加者は33名。皆お子さん連れでした。スタッフは11名で計44名という人数でした。 参加者を二つのグループに分けました。最初に川に入って魚とりをして、休憩の後にザリガニ釣りをするグループ。もう一方のグループはその反対になります。谷津田を流れる川は細い河ですが、ほとんどが湧き水の為、夏でも水温が低く入るととても気持ちが良いです。 魚とりは、まず魚の取り方のレクチャーを聞いてから川の中に入りました。あらかじめ水生生物のビンゴのカードを渡されており、そのためもあり魚とりに熱中していました。ザリガニ釣りは、まずは笹を伐りだし、自分の竿作りからスタートです。タコ糸を付け、先にサキイカを結び付けてザリガニを釣ります。 しかしこの日はあいにく釣果は低調でした。その後、スタッフによる、この日とれた魚やザリガニ、クサガメの説明。そして最後に、この日とれたザリガニを塩ゆでにして、皆で食べました。最初は恐る恐る手をだす子さんも、一口食べると美味しいと言って、次々と食べてくれました。今日半日、いろんな川の楽しみ方を満喫してもらえたようです。   参加者;大人17名、小学生13名、幼児3名

森と水辺の手入れ「草刈りと小屋の整理」 2022年7月17日(日) くもり時々雨

7月23日に開催の夏休みお楽しみ企画「川遊びの会」に先だち、下大和田谷津田の中央を流れる川の手入れ、畦とこもれび広場の草刈りをしました。それと小屋の片付けです。不要なものをゴミ袋に詰め、それ以外を整頓。時より雨がちらつき、湿度の高い日でした。 参加者8名(大人5名、小学生2名、幼児1名)

イオン社員研修会 2022年7月10日(日) くもりのち晴 報告:平沼勝男

イオン環境財団主催のイオン社員研修会を下大和田の谷津田に招いて行いました。内容は自然観察と外来生物の駆除の実態説明、そして森の手入れです。参加者はイオン研修会22名(イオン社員様を中心に、男女混み、かつ幅広い年齢層、外国籍の方2名含む)、そして我々のスタッフは13名でした。 スタッフの紹介に始まり、アクティビティー「お誕生日、いつ?」で参加者を3つに組み分けをして観察会をスタート。森の中や田んぼを巡りました。途中アライグマやウシガエルの罠を見てもらいました。 休憩をはさみ、スタッフの手でとられた水棲生物の紹介とその説明、さらにウシガエルの罠にかかったウシガエルも実物を見て頂き、その説明をしました。その後は剪定ばさみを手にして、森の中の遊歩道の整備をしました。 この日の天気は、時より雨がちらつく事もありましたが、日が差し込むと途端に熱くなる複雑な天気でした。しかし森の手入れは涼しくて快適でした。研修会に参加された方々はみな熱心でした。楽しんで貰えたようす。 参加者 35名(大人34名、専門学校生1名)

第270回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い 2022年 7月 3日(日)晴れのちくもり

7月の観察会、例年ならば梅雨真っ盛り。昨年は雨の中、参加者5人で行いました。カタツムリやカエル観察の好機ですが、今年は6月27日に関東地方の梅雨開け宣言がなされました。人間にとっても生きものにとっても水不足が心配されます。今回は20日以上も早く夏本番を迎えた谷津を、7月10日に予定されている研修会のコース決めを意識しながら散策しました。 谷津の下流部を、ごみ拾いをしながらクリの大木まで観察、ナツアカネやハグロトンボが飛び交い、ヌマトラノオがひっそりと白い花を付けていました。その後花澤さん田んぼからYPP田んぼ、マイ田んぼを歩き、ショウジョウトンボやサンショウモなどを観察しました。観察会は11:30に終了し、その後研修会の打ち合わせをしました。

森の手入れ「観察路の整備」2022年6月26日(日)晴れ

この日の作業内容は、林道の整備と伐採禁止植物のマーキングでした。林道の整備は、下草刈り、不要な立木の伐採、倒木の処理などをしました。マーキングをした植物はホウノキ、ユスリハ、クロモジ、ガマズミ、コナラ、クリ、ヤマユリ、ハゼ、ハギなどでした。   参加者9名(大人9名)

2022年6月25日 第279回下大和田YPP「田の草取り2 」(土)晴れ

厳しい暑さとなりました。梅雨明けの報道はまだありませんが、各地で30℃越え、都内で35℃越えの猛暑日、埼玉県の一部では40度越え、などといったニュースが飛び交う日でした。下大和田谷津田も例外ではなく、朝から厳しい暑さと湿度。そのため作業は午前11時30分までとしました。 この日の参加者は11名と少なめでしたが、田んぼの中に入り、熱心に草取りをして頂きました。上の田んぼ2枚(コシヒカリ田んぼ)のコナギの除去、これがこの日の目的としました。途中に休憩時間を挟んで、予定通り11時30分にはあらかたのコナギを除去できました。残りの時間は恒例の谷津田運動会で盛り上がりました。この日は新種目の谷津田草入れゴルフ。わずか二家族の参加でしたが、熱心に競技をしていました。  参加者11名(大人9名、小学生2)名

2022年6月19日(日)森と水辺の手入れ「田んぼの作業」晴れ

前夜のホタル観察会と打って変わり、梅雨の合間の夏のような熱い日となりました。この日集まったのは11名。小学生2名、中学生1名を含みますが、全員が常連メンバー。作業時間は2時間程度でしたが、このメンバーでやった仕事は多岐にわたりました。道路際と田んぼ周りの草刈り、おだ小屋の整理、中央畦の板を利用したかさ上げ、畔の補修、トラックの荷下ろし場所の整地。念願だった、田んぼ全域に水を溜めることもできました。暑い日で体力の消耗はありましたが、十分満足できる気分で終わることができました。   参加者;大人8名、中学生1名、小学生2名

2022年6月18日「第13回下大和田ヘイケボタル観察会」(土)雨

正式なイベントではありませんが、毎年恒例のホタル観察会です。しかし、この日はあいにくの天気でした。18時過ぎ、参加者が集まり始めた頃にポツポツと降り始め、スタッフがホタルの説明をしている頃には本格的な雨となってしまいました。この天気の中で、30名の人が集まってくれたのですが。梅雨のさなかとはいえこの雨は恨めしいばかりでした。光るホタルの数はとても少なく、飛ぶ姿もごくまれに見られた程度でした。 それでも、参加者からホタルを見ることができて良かったとの声を頂き、救われた気がしました。 参加者;30名

2022年6月5日 第269回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い(日) 晴れ時々くもり

 6月、梅雨入りの季節です。外で遊べなかったり水害が発生したり、人間にとってはいやな思いを抱く雨ですが、生きものたちにとっては恵みの雨。田んぼや畑も潤います。オオヨシキリが盛んにさえずる中、下大和田谷津の下流部まで散策しました。ニホンカワトンボやヤマサナエが飛び交い、谷津は初夏の雰囲気でした。 参加者9名(大人7名、専門学校生1名、小学生1名)

【ウシガエルの解剖】 観察会を終えて、午後はウシガエルの解剖をおこないました。下大和田の谷津田にはウシガエルが生息しており、谷津田に棲む貴重な生きものたちを食べてしまうため、これ以上増やさないように水路にわなを仕掛けて捕獲、殺処分しています。しかし、カエルに罪はありません。殺処分する前に教材として解剖し、みんなで「生命の意味を考える場」としたいと考え実施しました。 エーテルで麻酔した後、学生の鈴木郁也さんにより解剖が行われました。こどもたちは膨らんだ肺や動いている心臓に触れたり、顕微鏡で血液を観たり五感を使って観察していました。最後は穴を掘って埋め、カエルに感謝しました。 解剖実施後、参加された小学生の父親から「貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。息子も喜んでいます。そして、悲しかったと言っています。これも生命を感じるとても大切なことですよね父として、このような体験は本当に大切だと実感しました。」という感想を頂きました。 参加者10名(大人6名、専門学校生1名、小学生3名)

2022年6月4日「田の草取り」(土)晴れ

 やや湿度はありましたがお天気には恵まれ、青空が広がりました。今日は田んぼの中の雑草を取る、田の草取りです。田植えをしたのは5月7日、そろそろ田んぼの中に雑草が出てきています。特にひどいのがコナギです。芽吹いたばかりの小さなものから、葉をひろげてコナギらしい形になったものまでいます。まだ稲の背が低く、見晴らしがよいため除草にはそれほど手間はかかりません。水の多かった田んぼには雑草は少ないのですが、水位の低かった田んぼんにはびっしりとコナギやトチカガミなどが生えています。 参加者たちは少数ながら熱心に除草に取り組んで頂きました。一部畔の補修もしました。お陰様で11時30分にはほぼ終了。残った時間でお楽みタイム「谷田津田運動会」の開催です。 今日の演目は、家族対抗草投げ的入れ競争(トーナメント方式)です。専属スタッフの仕切りの下、運動会は大いに盛り上がりました。余話として、作業前にスタッフの手で捕らえられたアオダイショウを観賞用ケースに入れて、みんなで観察をしました。ケースの中ではとぐろを巻いておとなしいアオダイショウでしたが、作業終了後に野に放しました。 参加者30名(大人20名、大学生1名、専門学校生1名、小学生7名、幼児1名)

2022年5月15日  臨時田うえ2 くもり

 本来は森と水辺の手入れの日でしたが、5月7日の田植えで植え切れずに残った場所が相当あり、その後も有志の方々で田植えをして頂いたのですが、それでもまだ残っていましたので、今日を2回目の臨時田うえの日としました。はっきりしない天気にも関わらず、集まっていただいた人数は24名。多くの人が集まってくれたおかげで11時にはすべてを植えることができました。今年は植え残しがあることを覚悟していましたが、見事全面に植えることが出来ました。あらためてこの田んぼは多くの人達に支えられていることを実感。感無量でした。 田植えの他にも、先月の森と水辺の手入れ(4月17日)で土のう袋が足りないためにやり残した、川に接する畔の補修を行い、こちらも完了させることができました。 もう一つ、ウシガエル用の罠に、全長25㎝(体長20㎝)もある大きなフナを筆頭にたくさんのフナにタモロコ、たくさんのザリガニ。クサガメ3匹。そしてウシガエル1匹が捕れました。子どもたちは大喜び、いじって遊んでいました。ウシガエルは今年3匹目でした。 参加者24名(大人16名、中学生1名、小学生6名、幼児1名)

2022年5月7日(土)第277回 下大和田 YPP「田植え」 曇り時々雨

 田植えはお米つくりにおいて稲刈りと並ぶ最大の重要作業です。しかながらこの日はお天気に恵まれませんでした。たびたび降りだす雨。それほど強い雨ではありませんが、作業の中断をもたらします。モチベーションの低下もあり、中には帰りだす人も。仕方ありません。幸いにして、午後からの降雨はありませんでした。ここからの作業はとてもはかどりました。 昼休み中から始まった谷津田運動会の泥だんごレース、子供たちを集めて大変盛り上がりました。子どもたちの歓声は最高のBGMです。子どもたちと言えば、午前中の雨の時に東屋から延ばしたブルーシートのひさし。その上に溜まる水でさえも遊び道具にしてしまい、歓声を上げていました。子供たちの発想力に感心します。谷津田っ子はたくましいです。 コシヒカリ田んぼは全面終了。緑米田んぼは7割終了。以上が今日の作業の結果でした。皆様お疲れさまでした。  参加者47名(大人30名、大学生1、専門学校生1名、中学生1名、小学生12名、幼児2名

2022年5月1日 第268回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い(日) くもり

曇り空でしたが、新緑の美しい谷津田と森を散策しました。最初、森を歩きました。歩き出してまもなくキンランの群落を目にして「きれい!」との声があちこちから上がりました。伐採して明るくなった跡地ではコナラの芽生えがいたる所で見られ、これからの成長が期待されました。谷津田の散策では、後ろ足の出たニホンアカガエルのオタマジャクシがたくさん見られ、シュレーゲルアオガエルの卵塊も見つかりました。残念なことに、田んぼ入り口の林道に直径5㎝ほどの電球が一抱えほど捨ててありました。ゴミ袋に回収し撤去しましたが、こうした行為はやめてもらいたいと切に思います。観察会終了後に、みんなで端午の節句用にショウブを刈り取って持ち帰りました。 参加者28名(大人15名、専門学校生1名、高校生1名、中学生1名、小学生2名、幼児3名)

第276回 下大和田YPP 「田起こし」2022年4月30日(土)晴れ

ゴールデンウィークにふさわしい陽光になりました。前日までの雨が嘘のようです。新緑も青空に映えています。 この日の作業は5月7日の田植えに備えての「田起こし」ですが、田んぼは雑草が永らく放置されていたためひどい状況となっていました。よって作業内容は雑草取りが中心です。他に作年刈り取った稲の茎の処置、畔の補修など、たいへん濃い作業内容でした。 しかし、この日参加された皆様は大変積極的で、厳しい作業であるにもかかわらず着々と作業が進みました。また、水田雑草は除去したらその場に埋めても良いのですが、中には埋めてもしぶとく成長を開始する種類があるため、水田から運び出すことにしました。この時活躍してくれたのが稲毛高等学校の生徒さんと附属中学校の生徒さんたち計6名です。若い人たちが明るく積極的に作業に参加してくれたおかげで全体の作業がとてもはかどったような気がします。最後に久しぶりに恒例の谷津田運動会を開催。泥んこレースで盛り上がりました。 参加者39名(大人21名、大学生1名、専門学校生1名、高校生5名、小学生9名、幼児1名)

下大和田森の手入れ「階段の補修」2022年4月24日(日)くもり

運営委員会で、4月から第4日曜日を森の手入れにすることが決まりました。第3日曜日に森と水辺の手入れを実施していますが、森の手入れが手薄になりがちなので新たに作業日を設定しました。第1回目のこの日は、山への階段の補修。を18段分、水平板をステップにして四角い杭で固定しました。下る時に足が水平になるように 面を削りました。終わった後の薫風の中でキビタキの鳴き声を聞きながらランチしました。 森の手入れ後、落ちて下の人に当たったら大けがをすることになる「かかり木」(たぶん高さ10mくらい)の周囲に立ち入り禁止のテープを張りました。                   参加者2名(大人2名)

2022年4月17日(日)森と水辺の手入れ「畦の補修」くもり

この日は、集まった人たちで畦の補修をしました。 年々痩せ細っていく畔ですが、今年に入り各所補修を進めています。今回の補修箇所はYPP田んぼと水路の間の最も狭くなっている場所です。川に面する畔は1月16日の1回目の補修以来でした。 方法は前回同様、杭を川中に打ち込み、畔との隙間に土のうを入れる方法です。簡単に思われるかもしれませんが、20本近くの杭を打つ作業、20袋ほどある土嚢に砂や泥を入れる作業、重くなった土のうを運ぶ作業など、どれもかなりの体力を使う作業でした。 その結果、補修した畦は元の姿に復元できました。本日参加の皆さま、お疲れさまでした。 7名(大人;6名 小学生;1名)

2022年4月3日 第267回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い

小雨が降る中、谷津田と森を散策しました。田んぼではシュレーゲルアオガエルが賑やかに鳴いていました。今年は寒さが長引いたせいか、春の花は遅れ気味です。それでも、伐採して明るくなった山の斜面にはタチツボスミレが大きな群落を作っていました。雨のためか大きく開花はしていませんでしたが、しずくに輝くその姿はまさに春の到来を思わせました。またシュンランやフデリンドウなども見られ、少し寒い春の1日を満喫しました。 参加者12名(大人10名、専門学校生1名、小学生1名)

2022年3月26日(土)曇り 第275回 下大和田YPP 「苗床つくりと種まき」

朝方まで雨が降っていましたが、開始時には曇り空になりました。遅い時間では再び雨の予報でした。田んぼ作りの第一歩、「苗床つくりと種まき」をしました。まずは参加者を今年初参加のグループと、そうでない人のグループに分けました。 初参加のグループは田んぼの中の歩き方の練習です。最初は浅い田んぼ、慣れてくると深い田んぼにも入りました。あまりの深さで驚いた方もいたのではないでしょうか。 もう一方のグループは作業です。苗床をつくる場所の整地と、そこに残る昨年の稲の株の除去です。次にクワやレイキ、スコップを使って泥を寄せての苗床つくりです。水面から3㎝を目標に作りました。この作業のあたりで初参加グループも合流しました。 出来上がった苗床に全員で種まきをしました。均等になるように高い位置からまきます。種もみの種類は「コシヒカリ」「水稲農林1号」、古代米の「緑米」「赤米」「黒米」の計5種類。まき終わるとビニールテントを張って終了となりました。 皆さん全員が協力的に作業に参加してくれたおかげで、11時半までに終了しました。雨も降らずにすみました。皆さんお疲れさまでした。 参加者40名(大人24名、専門学校1名、高校生1名、中学生1名、小学生12名、幼児1名)

2022年3月20日(日)森と水辺の手入れ「畔の補修」

来週から始まるお米つくりを前に、本格的な畔の補修をしました。畔は毎年傷んできていますが、ここ1・2年はこれまでとは比べることができないほど酷い状態です。その原因はイノシシです。1~4頭のイノシシが現れては畔をほじくり返し、崩してしまします。大雨が降ると崩れた部分が流されてしまい、荒れ果ててしまいました。酷いところは畔が消失しています。 作業内容は1月16日の森と水辺の手入れと同じです。すなわち、杭と横板で型をつくり、中に泥や土を入れていくやり方です。とても丈夫で、形の良い畔に生まれ変わります。本日の作業者は前回の作業(1月16日)を経験した人が多くいた為、手際が良く早めに終わることができました。余った時間で、昨夜の雨のおかげで多量に出てきたシイタケ取りを楽しみました。    (大人12名 中学生2名、小学生3名)

2022年3月19日 第274回 下大和田YPP「米つくり説明会&野草摘みの会」

前日は真冬並みの寒さと雨でしたが、この日は暖かい陽光にめぐまれました。春の花も咲いていました。 今年、初めてお米つくりに参加される3家族に加えて、昨年のお米つくり参加者、マイ田んぼの人たち、スタッフなど総勢39名が谷津田に集まりました。 お米講座説明会と野草摘みの2グループに分かれそれぞれスタート。お米講座説明会は初参加者の皆様に谷津田とは何か、注意事項、お米つくりについて、持ち物についてなどを説明。 その後、実際に田んぼに下りて、ニホンアカガエルのオタマジャクシやオオタニシ、メダカを見て喜ばれていました。またマイ田んぼの人の体験談に興味深く耳を傾けていました。 もう一方の春の野草摘みのグループは谷津田を散策し、ノビル、ニワトコ、ツクシ、ミツバ、セリなど谷津田に自生する春の野草を摘んで楽しみました。 コロナがない時は「春の野草を食べる会」と称し、散策して摘んだ野草を天ぷらや味噌汁、和え物などにして味わって楽しむ会でした。しかし残念ながらそれはできません。 新しい人が入ると、我々の会も活気が付きます。来週の種まきに使う種もみをお渡しして解散しました。 (大人25名、中学校2名、小学校10名、幼児2名)

2022年3月6日 第266回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い

寒さが続いた冬だったためか、ニホンアカガエルの産卵が遅れていました。それでも3月1日には下大和田の谷津田では368個の卵塊を確認できました。今日の観察会では、卵塊の最終カウントと春の花の観察をメインに谷津田を散策しました。 その結果、YPP田んぼに123、マイ田んぼに127、花澤さん西の田んぼに21、東の田んぼに135の合計406個の卵塊を確認しました。孵化している卵塊が多く見られ、オタマジャクシとなって泳ぎだしている個体もありました。最後に実体顕微鏡で発生途中の胚を観察しました。 残念だったのは、花澤さん西の溜まりが埋め立てられ、47個の卵塊が失われたことです。 産卵のピークは過ぎたと思われ、記録の残る2006年以降2008年の226個、2012年の386個に次いで3番目に少ない年になりそうです。ちなみに最高は2019年の1404個です。 参加者25名(大人17名、専門学校生1名、高校生1名、小学生3名、幼児3名)

2022年2月26日 「初めての谷津田 キックオフフォーラム」への参加

 2022年2月26日、会場はJR京葉線の千葉みなと駅近くある損保ジャパン千葉ビル。主催はNPO法人ちば環境情報センターと損害保険ジャパン株式会社です。連続講座となっており今回は2回目、全体のテーマとしては『生物多様性ってなあに?いのちのにぎわいとつながり』です。そして今日のテーマは『初めての谷津田 キックオフフォーラム』でした。参加人数は約50名ほどでした。インターネットによるオンラインの参加者もありました。 司会進行役からの挨拶と開催趣旨の説明でスタート。続いてCEIC代表小西からの挨拶、市民事業サポートクラブ(NPOクラブ)代表からの挨拶と続きました。 もう一方の主催者である損保ジャパンからは、何故損保の会社がこのような環境問題をテーマにして社会貢献をするのか、についての説明がありました。安全安心に人々が暮らせるように、持続可能な社会作りに貢献する目的があるそうです。 基調講演は東京情報大学教授の原慶太郎先生でした。演題は『つながる 生物多様性の大切さ』。生物多様性とは何かに始まり、生物多様性は何故必要か、その恩恵は。SDGsと生物多様性の関係。生態系を活かした防災・減災の考え方、これからの未来の社会について示唆など非常にスケールの大きい、且つ内容の濃いお話でした。 休憩をはさみ、3つの団体からの谷津田における活動実績の報告がありました。いずれも千葉市内の団体でした。坂月川愛好会代表勝又紳一郎氏。加曾利貝塚に近い坂月川の中流域を環境保全する姿を報告されました。次はNPO法人緑の環・協議会代表金井章男氏の発表でした。場所は緑区あすみが丘。違法に砂を採掘された谷津の跡地をめぐり、産廃業者から守り、周辺の住民と「森を育てる会」を結成し活動されているお話でした。最後はNPO法人バランス21の佐藤聰子氏です。場所は若葉区谷当の堂谷津。耕作放棄された谷津田をお米つくりを中心に保全。収穫祭ではミニコンサートをするというお話でした。 最後に小西代表から終了の挨拶で解散となりました。参考になることばかりでとても有意義且つ内容の濃いものでした。

2022年2月19日 森と水辺の手入れ「キノコの植菌」

2月の下大和田森と水辺の手入れはキノコの植菌。昨年12月22日に伐採、乾燥させた後、2月15日に水づけしたコナラのほだ木15本に、シイタケの駒をドリルと木槌を使って打ち込みました。駒打ち初体験の人が3名いましたが手際よく道具を扱い、無事約1000駒のシイタケ菌を植え付けることができました。植菌したほだ木は、仮伏せ(菌の活着を良くし、菌糸を伸長しやすくするするためほだ木を横に積み重ねる)して、乾燥しないように稲藁で覆いました。初参加の方は「貴重な体験ができた。これからシイタケを見る目が変わるかもしれない」と話していました。参加者9名(大人8名、小学生1名)

2022年2月12日 みんなで救命講習を受けました

当会では、普段から活動中の事故には十分気をつけていますが、野外活動ではどこに危険が隠れているかわかりません。不慮の事故に備えて救命処置を学んでおくことが大切と考え、千葉市防災普及公社の出張講習で「小児・乳児に対する心肺蘇生法」を団体受講しました。 事故発生から救急車が到着するまでの一次救命処置でやるべきこと、できることは沢山あります。処置の手順は次の通りです。「周囲の安全確認→傷病者に声掛けし反応の有無を確認→大声で応援を呼び、119番通報とAEDを持ってきてもらうよう頼む→呼吸の有無を確認する→呼吸がなかったり判断に迷うときは直ちに胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を蘇生するまで繰り返す。」 胸骨圧迫をする位置や強さ、人工呼吸で息を吹き込む強さや意味、AEDの取り扱い方など、人形を使って実際に体験しました。しかしとっさの時に迷わずこれら一連の処置を行うことができるか、そのためには普段からこうした練習を重ねておく必要があると、参加者みな身をもって体験しました。 さらに、講習は1回きりではなく、3年ごとに改めて受講することが必要だなと感じています。 環境保全活動を楽しくすすめるために、スタッフ一丸となって安全を確保していきたいと思っています。参加者10名(大人9名、中学生1名)

2022年2月6日 第265回下大和田観察会」

ニホンアカガエルの卵塊探しと冬鳥観察を中心に実施しました。今日のテーマや見られそうな野鳥のことを説明した後、北斜面下の水路に沿って下流の鉄塔まで観察。そこから北に向かいYPP田んぼに戻り、YPP田んぼとマイ田んぼでニホンアカガエルの卵塊を探しました。結局卵塊は1つも見つかりませんでした。寒さが原因なのかまだ産卵は始まっていないようです。午後は有志で下大和田上流部の谷津と東金の谷津を見学に行きました。参加者19名(大人15名、高校生3名、小学生1名)

2022年1月22日 臨時森と水辺の手入れ「屋根の修理」

昨年12月22日のキノコのほだ木伐採時に壊れた、道具小屋の屋根修理を実施しました。 2本の折れた梁を交換し、廃材を使って破壊された横壁を作り直しました。最後にトタンを張り、作業開始から2時間ちょっとで修理を終えました。 参加者3名(大人3名)写真左(before) 写真右(after)

2022年1月16日 森と水辺の手入れ「畦の補修」

畦の補修を実施しました。 補修に入る前に全員で畦の現在の状況の確認と、補修についての説明をしました。ついでにの川の水位を左右する、花沢さん田んぼ横の水路の見学と、水位の調整について話し合いました。 畦の補修は2か所です。川に接する緑米田んぼの川側と、同じく緑米田んぼの水路側です。この二つの畦は、補修に至る原因が異なります。 緑米田んぼの川側が永年、田んぼ側からの水の流出が原因で畔が細り、且つ低くなってしまいました。 最近では雨のたびに田んぼからの水がここを乗り越えて川に入るようになっています。川側に長さ1.8mの丸杭15本と1メートルの角杭4本の計19本を、おおよそ10㎝間隔で打ち込みました。杭を入れた場所はもとの畦のあった場所を想定しています。 畔と杭の並びの隙間には土のうを入れました。こうすることで畔の幅は以前のものに復元されました。さらに、板を入れて、泥を畔の上に乗せて高さを増しました。あとは乾けば完成です。 杭はすべて切らずに打ち込みました。特に1.8mの丸杭15本のガードは固く、丈夫な畔になってくれると思います。 参加者5名(大人5名)

2022年1月9日(日) 第264回 下大和田谷津田観察会とゴミ拾い&生物多様性ってなあに「いのちのにぎわいとつながり連続講座」第1回「イノシシ被害が増えています」

今年一番最初の活動は自然観察会でした。千葉市猟友会の相川さんをお招きして下大和田周辺地域に出没するイノシシのお話を聞きながらYPPの拠点から下流の鹿島川本流までの下大和田谷津田を野鳥の観察もしながら散策しました。 猟友会の相川さんは下大和田町の出身の方で下大和田谷津田にも詳しく昔は二反田と呼ばれていたこの辺りの耕作放棄地の小川でメダカ取りなどしていたそうです。猟友会ではイノシシの罠などの設置もこの周辺を担当しているそうで、どの様な場所に仕掛けるか、どんな場所を通るか、もっと大きな範囲でどこをねぐらにして移動を行っているかなど地図を用いて丁寧に説明してくれました。罠も実際に見せて頂いただきました。 冬のこの時期しか行く事の出来ない鹿島川本流までの自然観察会ルートの中間地点でねぐらと思われるポイントも立ち寄ったり、葦原のイノシシの通り道を観察してみたりしながら本流との合流地点から折返して戻ってきました。 午後は1度解散した後、今回参加の運営委員のみなさんと伊勢戸銘木店で持参のお弁当を食べたてから近隣の道路のごみ拾いをみんなで行いました。 確認した野鳥23種 参加者14名(大人13名、小学生1名)

2021年12月22日 臨時森と水辺の手入れ「キノコのほだ木伐採」

 キノコほだ木用コナラの伐採を実施しました。 伐採したのは道具小屋の東側に隣接したコナラで、重心が南(道路側)に大きく偏った木でした。上部が枯れていて、落枝の危険もある木でした。西に道具小屋、東に東屋、南はかかり木になるため、北(東金有料道路側)に倒すしかありませんでした。 他の方向に倒れないように、ロープを地上約4mの幹にかけてウィンチで北側に引っ張るようにして、チェーンソー伐倒を試みました。倒すことはできたのですが、ひっぱりが足りず南と北の真ん中、西側に倒れました。結果、2番目の道具小屋を直撃し、屋根を破壊してしまいました。 ただ、おかげさまで大小合わせて20本のほだ木を作ることができましたし、何より怪我人が出なくて良かったです。野外活動は何が起こるか分かりません。これからも十分注意していきましょう。 参加者4名(大人4名)

2021年12月19日 森と水辺の手入れ

朝、イノシシ3頭をマイ田んぼで見たという情報があり、確認のため谷津田を歩く。あちこちで竹柵を跳び越えた痕跡が見られた。竹柵のかさ上げをすることを検討。ほだ木にするコナラの木3本を選んでテープを巻いて終了。 参加者6名(大人5名、小学生1名)

2021年12月11日 第272回 YPP「収穫祭」

青空の下、風も少なく絶好の天気に恵まれて収穫祭を行いました。コロナ感染防止のため恒例のお餅つきは行いませんでしたが、焚火を囲んでマシュマロ焼き、谷津田で収穫されたキノコ類やカンパのあったお野菜がふんだんに入ったキノコ汁で舌鼓を打ちました。焼き芋もありましたが、やや焼き過ぎでちょっと残念でした。 その傍らで、谷津田ウルトラクイズ、谷津田ボートレース、弓矢大会と子供たちはスタッフが用意したイベントを楽しんでいました。大人達もお正月飾り作り講座が盛況で、創作に熱を入れていました。 午前中で終了。全員で後片付け。今年最後のイベントが終了しました。 参加者34名(大人21名、専門学校生1名、中学生1名、小学生9名、幼児2名)

2021年12月5日 第263回 下大和田谷津田の観察会とゴミ拾い

谷津田の12月は紅葉の季節ですが先日の大風と大雨で木々の葉は大方落ちていました。 草木の実が美しい季節でもあり、林内はこれらの実で華やいでいました。マンリョウ、ノイバラ、アオキ、カラスウリ、ナンテン、フユイチなどの赤い実12種に,ムラサキシキブの紫の実、ヤブミョウガのいぶし銀のような実などたくさん楽しめました。フユイチゴの実はつまんで甘酸っぱい味も楽しみました。 冬鳥ではアオジ、カシラダカ、ジョウビタキを観察しましたがツグミの仲間はまだやってきていないのか確認出来ませんでした。 暖かく田んぼにはメダカやオオタニシが見られました。              参加14名(大人12名、専門学校生1名、小学生1名)

2021年11月21日 森と水辺の手入れ

晩秋は竹を切るのに一番良い時期です。今日は向かいの山に入って竹を切り出し、イノシシよけの防御柵を作りと来年以降のおだ用の竹を確保しました。 このところ畦が頻繁に掘られるのでなんとか田んぼへの侵入を止めたい言うことで田んぼを囲んでぐるりと柵を作って見ることにしました。イノシシの神経質で警戒心の強さ、用心深く、冒険を好まない性質を逆手に取って、やってみることにしました。 田村さんが仕入れた情報で、田村さんの指導の下、柵を作りました。あと何回か作業日を設ければ完成しそうです。参加17名(大人13名、小学生4名)

2021年11月20日 第271回 YPP「もみすり」

 今日は米づくり最後の工程「もみすり」籾殻を取り玄米にします。伊勢戸さんの会社(伊勢戸銘木店)でさせていただきました。  いつもながら籾すり機からザァッーと玄米が流れ出てくる時は一年の苦労がよみがえり、考え深いものがあります。籾すりの作業は、子どもたちの出番、籾すり機に籾を入れるのを手伝います。  作業の合間には焼き芋ができあがり、頬張りました。おいしかった!  腐葉土が溜まった庭の片隅からカブトムシの大きな幼虫が16匹も出てきました。飼育希望者には腐葉土も一緒に持ち帰り、大事に育てて貰うことにしました。  籾すりの終わったお米は参加者の方に参加回数に応じて配分、持ち帰っていただきました。夕飯には自分で作ったお米を口にしていただけたことでしょう。参加35名(大人20名、大学生1名、小学生10名、幼児4名)

2021年11月7日 第262回 下大和田谷津田の観察会とゴミ拾い

ヒッツキムシといわれる植物の種がズボンの裾などにいっぱいつく季節になりました。種子散布の一つの戦略ですがどのようにしてくっつくのか 実体顕微鏡で見ながら谷津を巡りました。丘にはキンミズヒキがあり、まずこの実のくっつく仕組みを見ました。近くにタカアザミが出ていました。すっくと伸びて花は下向きにたれて咲いています。 常緑樹を皆伐した丘にはパイオニアプランツのアカメガシワがビッシリ茂りました。 林内はフユイチゴが実り始め甘酸っぱい味を楽しみました。ナンテン、ハダかホオズキ、カラタチバナの赤い実や渋い光を放つヤブミョウガの実がきれいでした。 向かいの丘の上にも上ってみました。一昨年の台風以降立ち入れませんでしたが刈払機で下草を刈れば、以前の状態に回復出来そうでした。 メナモミ、フジカンゾウ、イノコズチ、チジミザサ、コシロノセンダングサ、タウコギなどを実態顕微鏡で見ました。                 参加14名(大人9名、専門学校生1名、幼児4名)

2021年11月6日 第270回YPP「古代米の脱穀」

 緑米、赤米、黒米の脱穀です。まずは、おだから稲束を外し脱穀機の傍らに運びます。子どもたちも頑張ってたくさんの稻束を抱えたり背負ったりしながら運びました。大事にしている年代物の脱穀機は順調に働いてくれてよどみなく作業をすることが出来ました。  おだ小屋に仕舞ってあった古いわら束は全部田んぼに投入、戻しました。おだ小屋の中も整理し、脱穀の終わった新しいわら束を必要数仕舞い、後は田んぼに投入しました。おだに使っていた竹も泥を洗い、おだ小屋に仕舞いました。       参加38名(大人24名、専・大生2名、小学生11名、幼児1名)

2021年10月23日 第269回 YPP「古代米稲刈り」

 先だってSAVE JAPANプロジェクト2021年度、損保ジャパンの環境保全活動への支援を当会がいただいたことの紹介と、集合写真も撮りました。  今日は緑米、黒米を午前中に刈り取り、午後からは束ねておだにかけ終えることを目標にはじめました。古代米の田んぼは泥深い田んぼばかり、大雨と風で倒れた稲を刈るのは大変、刈る人、刈った稲をのせた船を引く人、稲を運ぶ人、力を合わせて予定通り午前中に刈り終えました。午後は全員で稲を束ねました。予定時間を超えましたがすべての作業を終えることが出来ました。田んぼにいっぱいに並んだおだは壮観です。  カヤネズミの巣が緑米田で1つ、マイ田んぼで2つ見つかりました。 子ども達はザリガニ取りに夢中でしたがウシガエルを捕まえてくれました。今年15頭めです。     参加38名(大人24名、専門学校生・大学生、小学生11名、幼児1名)

2021年10月6日 神谷俊一千葉市長のティミーティング

 神谷市長と懇談する機会を持ちました。 当会から7名が参加し、自己紹介の後、小西代表から当会についてのあらましをお話しして、懇談に入りました。 太陽光パネル設置のゾーニングの問題や谷津田保全上対応に苦慮している緑地保全や、特定外来生物への対応など現状をお話しました。  市長は気さくに対応してくださり和やかな雰囲気の中であっという間に所定の時間が来てしまいました。自然環境の保全に関心を持っていただけたご様子で谷津田にも行ってみたいともおっしゃっていただきました。

2021年10月3日 第261回 下大和田谷津田の観察会とごみ拾い

今日は千葉市の「谷津田の自然体験教室」と共催の観察会で、秋の谷津田の自然とふれあいながらトンボの調査も併せて行いました。参加人数の関係から3つのグループに分かれて行いました。 オギやミゾソバの群落など谷津は秋の草々の花でいっぱいです。 チョウやバッタなど生きものを求めて親子みんなで網をふるいました。 アカトンボ(アカネの仲間)の出現は非常に少なく、2019年激減からの回復の兆しは見えませんでした。 後半ではこの谷津の小川や田んぼに暮らすメダカなどの魚やスジエビなど捕獲したものを観察、説明を聞き、谷津の豊かさを実感しました。    参加36名(大人22名、高校生2名、小学生7名、幼児5名)   内市募集参加22名(大人10名、高校生1名、小学生6名、幼児5名)

2021年9月25日 第268回 YPP「コシヒカリ脱穀」

脱穀機の仕組みの説明の後、作業にかかりました。おだから稻束をはずし、脱穀機の脇に積み上げ、片端から脱穀機にかけ籾を外しました。脱穀した後の稻束は少量を残し、田んぼへ戻しました。子ども達も投げ入れるのに大活躍しました。 脱穀の終わった籾袋はたくさん並びました。途中、ジムグリが捕らえられました。赤みがかったきれいなヘビです。ここでは比較的出会うことの少ないヘビです。 参加39名(大人26名、中学生1名、小学生11名、幼児1名)

2021年9月19日 森と水辺の手入れ

 クリがたくさん落ちていて作業前にひとしきりクリ拾いをしました。良いお土産が出来ました。 小屋の大掃除、ブランコのロープの点検・摩擦軽減シートの新調、遊歩道の草刈りをなど手分けして行いました。小屋の中はすっかりきれいになりました。 丘の上への西側の道や階段の道は草が茂り登れないほどだったのですが登れるようになりました。 この日、ウシガエル捕獲用に仕掛けたわなにクサガメが4頭入っていました。大きさを計測、個体識別用に撮影して放しましたが、中の1頭は両前足と後右足の先が欠損していました。アライグマに襲われたものと思われます。この固体は昨年も捕獲されていますが健在であることが判りうれしくなりました。                   参加8名(大人7名、小学生1名)

2021年9月11日 第267回 YPP「コシヒカリ稲刈り」

 コロナ下での開催で参加家族数を制限しました。 家族単位で散らばったまま、鎌の持ち方、置き方、刈り方、葉で目を突かないようになどの注意事項もマイクでの説明で行いました。 午前中はひたすら稲を刈り取りました。子ども達もすっかり田んぼになれて、一生懸命刈りました。午後は刈り取った稻を束ねました。一列に並んで作業して密になることを避けました。束ねた稻束は順次おだに掛けました。  恒例の集合写真も密になるのを避けるため割愛しました。一部、刈り残りましたが12日に有志で刈りました。マイ田んぼの家族の方々も無事、自力で稲刈りを終えることが出来ました。お疲れ様でした。     参加45名(大人27名、大学生2名、中学生2名、小学生12名、幼児2名)

2021年9月5日 第260回 下大和田谷津田の観察会とゴミ拾い

先月に引き継いで小雨交じりの中の観察会になりました。 あまりにも少なかったアカネの仲間はノシメトンボ数頭、ナツアケネ1頭、マユタテアカネ2頭など絶対数は少ないながら出てくれました。天候が回復すればもっと出てくれると思いますので10月の調査に期待しましょう。 今年はマムシに出会うことが多いのですが、今日も畦の脇の小さな細流の中に浸かって頭だけ出しているのに出会いました。過去20年の間、2,3年に1回見るかどうかと言う程度だったのがどうしたことでしょう。長靴着用、不用意に草むらなど手を入れないようにしましょう。 湿地はタコノアシが花の頃で背も高く目立っていました。 コロナ下イベントは一般参加をお断りして実施しています。                    参加10名(大人9名、小学生1名)

2021年8月1日 第259回 下大和田谷津田の観察会とゴミ拾い

 クヌギレストランにはカナブン、カブトムシ、ゴマダラチョウ、サトキマダラヒカゲなどがきていました。丘の上の常緑樹が伐採されたあとにはアカメガシワの実生が目立ちましたが草は茂っていません。一方、落葉樹が伐採されたあとは背の高い夏草が茂りそのなかにオトギリソウ、メマツヨイグサ、ミズヒキなどが咲いていました。杉林の林床で咲き誇っていたヤブミョウガの花は盛期を過ぎていました。 谷津の湿地ではタコノアシに蕾がのぞき、ガマの穂は焦げ茶色に色づいていました。コガマはまだ花を咲かせているものもありました。道端にはクサノオウが花をつけていました。山渓の「野の花」の記事を紹介し、毒草だが、薬にもなることを紹介しました。田の中はオモダカ、コナギが咲いていました。コースを一巡してアカネの仲間はマユタテアカネただ1頭見ただけでした。赤とんぼはどこへ行ったのでしょう。あまりにも少なく気がかりです。          参加15名(大人11名、大学生1名、中学生1名、小学生2名)

2021年7月18日 森と水辺の手入れ

 毎年ボランティアで来られる(株)千建さんから2名の方が参加し、小川沿いの草刈りをしていただきました。有り難うございました。 下流部のアズマネザサが張り出したところの伐採、イノシシが立ち入らないようにロープ張り、丘の上のオオアレチノギクやセイタカアワダチソウ刈り、マイ田んぼ畦や周辺の草刈りなど分散して作業しました。 千葉市子ども未来局のワークショップを8月1日にここで行うに当たって担当の方が来られて下見と打ち合わせも行いました。 参加18名(大人14名、大学生1名、小学生1名、幼児2名)

2021年7月4日 第258回下大和田谷津田の観察会とゴミ拾い

   本格的な雨の中、谷津田を看て回りました。  一昨年の台風で飛ばされてなくなっていた「生きものを採らないで」をふたつの看板に取り付けました。一昨日からの大雨でウシガエル捕獲用の罠は小川から畦に引き上げましたが、水位が安定してきたので仕掛けられるところは設置しました。引き上げて畦に置いていた罠にクサガメが1頭入っていました。計測して個体識別用に写真を撮り、放しました。 イノシシに掘り返されて心配していたヌマトラノオは無事に花を咲かせていました。アズマネザサの藪がすぐ傍まで迫ってきましたので近く竹を刈る作業をすることにしました。 田の雑草は成長が旺盛でオモダカが咲き、コナギも花をつけているものがありました。 マイ田んぼではゴイサギの幼鳥が飛び立ち、ツバメが飛び交っていました。 雨の中でしたがホトトギス、ウグイス、ホオジロが囀り、鳥は11種を観察しました。                              参加5名(大人5名)

2021年6月12日 第264回 YPP「田の草取り」

 田の中に出たコナギ、ヘラオモダカ、トチカガミなど水田雑草といわれる草を取り、畦際の草を鎌で刈り取りました。  トチカガミは環境省のレッドリストで準絶滅危惧種ですが田んぼの環境が維持されていれば絶えることはありませんので除いています。一面に繁茂したら他の雑草を防げるのではないかとの声もあり、実験的に一部ではまとまりで残しました。 11時からは子ども達待望のザリガニ釣りです。3匹釣ったお子さんもいれば一匹も釣れなかったというお子さんもいました。ウシガエル捕獲用に仕掛けた罠に入っていたものも合わせ塩ゆでにして食べました。 ゆでた途端に真っ赤に変わったのに驚いた様子でした。 はじめは食べるのにちょっと引いていたお子さんもいました。一つ食べたらおいしく、瞬く間にみんなのお腹に収まりました。  罠には大きなアカミミガメがかかっていました。飼いきれなくなって放なたれたものと思います。  ペットなど飼ったら命がつきるまで飼いきる覚悟を持って飼いましょうというお話もありました。 参加 26名(大人15名、大学生2名、小学生7名、幼児2名)

2021年6月6日 第257回下大和田谷津田の観察会とゴミ拾い

 小雨模様でしたが、初参加の方もあり、たくさんの方の参加がありました。  像が液晶モニターに映し出される新型の顕微鏡が披露され、ドクダミの葉の細胞一つ一つがはっきり映し出されたものなどを見ました。ひとりで顕微鏡を占領することなく、皆で一緒に見られるのはとても便利で有り難いものでした。田んぼの中の微生物の観察など威力を見せてくれることでしょう。 谷津を巡っていて初めて出会う植物群落がありました。ここで20年観察をしていて気づかなかったものです。  キセキレイが2羽居着いています。川の上流、渓流などを好むこの鳥がこの地で繁殖していることはよほど住みやすい所と気に入ってもらえている証でしょうか。 虫好きの少年が参加していて虫探しにも熱が入りカミキリムシなどの昆虫ともたくさんの出会いがありました。カブトムシが発生していたり、ヒグラシの抜け殻があったりと季節の巡りが早まるというより、狂っているともいえるように思えた観察会でした。参加18名(大人13名、小学生5名)

2021年5月15、16日 第263回 YPP「田植え」

稲の育ち方、苗の植え方のレクチャーの後、田んぼに入りました。 田んぼにはあらかじめ20のレーンをロープで区切り、ひとつ置きにファミリー単位で入り、コシヒカリの苗を30cm間隔で4列に植えていきました。 午前中に1枚の田んぼに、午後もう1枚の田んぼにも植え終えることが出来ました。  午後の田植えは皆さん慣れて、手際よくなっていました。  今日はヒバカリが出てきました。おとなしい小型のヘビで子どもたち代わる代わる手に触れていました。  翌16日の「森と水辺の手入れ」を古代米の田植えに振り替え、緑米の田植えをしました。
 参加 15日 49名(大人30名、大学生1名、中学生1名、小学生15名、幼児2名)
16日 19名(大人12名、高校生1名、中学生1名、小学生5名)

2021年5月8日 第262回 YPP「田起こし」

昨年は米作りを中止しましたので、稲を植えなかったところが多かったので、田起こしの作業というよりも畦際の草取りがメインの作業になりました。 作業中にカヤネズミが出てきました。親指ほどの日本で一番小さいネズミで、とても愛らしいです。皆で観察した後、田んぼに放してやりました。生息域が少なくなり、全国的に減少している生きものです。千葉県は一般保護生物、千葉市は重要保護生物になっています。 こどもたちはメダカやアメリカザリガニ、ドジョウ取りに一生懸命でした。ニホンアカガエルの子ガエルも遊び相手になっていました。       参加47名(大人28名、大学生2名、小学生13名、幼児4名)

2021年5月2日 第256回 下大和田谷津田の観察会とゴミ拾い

林内や丘の裸地に咲く花などを見て回りました。シラカシの林だったところの下草はほとんど何もありませんがエノキやコナラなどがあった落葉樹林のところはオニタビラコ、ノゲシ、キツネアザミなど様々な草が隙間のないほど茂っていました。ここでは見たことのなかった。ムラサキツメクサやナガミヒナゲシも生えてきました。  谷津に降りて定例のコースを巡りました。強風が吹き荒れていて虫の出現は少なかったものの、シオヤトンボ、シオカラトンボ、ニホンカワトンボなどが飛び、道ばたのハルジオンノ花にはチョウ、甲虫、ハナアブの仲間などがいました。花のないところはないほど、たくさんの花々が咲いていました。  道すがら土水路に入れたたも網にはタモロコ、フナ、ドジョウ、シマドジョウなどが入りました。  鳥は13種を観察、ウグイスの囀りに混じってキビタキの囀りもしていました。  参加28名(大人17名、高校生4名、小学生5名、幼児2名)

2021年4月18日 森と水辺の手入れ

台地上の樹木が昨年秋に皆伐されて裸地になったところに、コナラの実生が出てきました。まだ、どんぐりがついています。この実生を育てることにし、刈ってしまったり、踏みつけたりしないように目印を立てることにしました。 まずは、のこぎりを持って、目印にする竹切りです。アズマネザサが茂っているところへ行って2~3mの長さに切り出しました。 次に切った竹を台地上に運び、コナラの実生を探し、目印として傍らに立てました。 秋になったらクヌギやコナラなどのどんぐりを植えて育て、雑木林を再生したいと思っています。                     参加17名(大人12名、小学生5名)

2021年4月4日 第255回 下大和田谷津田の観察会とゴミ拾い

まずは林内から巡りました。ウラシマソウ、クサイチゴ、シュンラン、フデリンドウ、ツクバキンモンソウなどが見られました。樹木が皆伐された台地上は乾燥していましたがタチツボスミレ、オニタビラコ、コハコベなどが咲き、コナラのどんぐりが割れて芽を出していました。サンショウの新芽を口に含んで爽やかな香りや味を楽しんだりしました。青くきれいになったホソミオツネントンボも林内で見られました。 田んぼの縁へ降りて土手に咲く花を見ました。ここだけで20種類以上の花が咲いています。その中のギシギシの葉にはコガタルリハムシの成虫や幼虫がいて、葉がボロボロになるほど食べていました。 いち早く出現するツマキチョウがセイヨウタンポポに止まってくれ、みんなでしっかり見ることが出来ました。飛んでいる姿は一見モンシロチョウに見えますが雄の前翅の先に名前由来の黄色い紋があります。 羽化間もないシオヤトンボ、ニホンカワトンボもいました。 谷津を巡りながら所々入れたたも網にはメダカ、タモロコ、ホトケドジョウが入っていました。 シュレーゲルアオガエルの大合唱、ウグイスの囀りの中、たくさんの出会いがありました。。 参加18名(大人13名、高校生1名、小学生4名)

2021年4月3日 第261回 YPP「苗床づくりと種まき」

今日は初めて田んぼに入ります。大人もこどもさんも先ずは浅い田んぼへ入って歩く練習から始めました。 少し慣れてから大人は深い田に入って苗床づくりです。足の抜き差しに苦労しながらまんのうで土を寄せ苗床を作りました。 次は種籾まき。水に浸して芽出しをしてきた種籾をお子さんも加わって苗床に蒔きました。蒔いた後、手の平でペタペタ軽く押さえました。柔らかい苗床をペタペタする感触が楽しく、ついやり過ぎて苗床が低くなってしまった所も出来てしまいました。 お昼休みには集合写真を撮りました。シャッターを押すときだけマスクを外して撮りました。 午後は種籾を蒔いた苗床にシートを貼り、今日の作業を終わりました。       参加47名(大人28名、大学生2名、小学生13名、幼児4名)

2021年3月20日 第260  YPP「野草を食べる会・米づくり説明会」

コロナ下で野草を食べる会は中止、米作り説明会のみ、今シーズン参加する方を対象に行いました。 小西代表の挨拶に続いて、谷津田を巡って米づくりをする環境を肌で感じていただきました。皆さん新鮮に感じていただけたようでした。 田んぼ用の長靴の案内、活動に当たっての約束事の説明、種籾と米づくりの冊子を渡して 終了しました。 種籾は3月27日に常温で水に浸し、芽出しをして4月3日の種まきに持参して、蒔きます。            参加34名(大人21名、大学生2名、中学生1名、小学生8名、幼児2名)

2021年3月14日  キノコの植菌

シイタケとエノキタケの駒菌を植えました。 コロナ下、参加家族を少数に限定して駒打ちしました。 お兄ちゃんやお母さんがドライバーで開けた穴にお子さんが駒をハンマーで打ち込んでくれました。 ほだ木は路脇の低地にエノキを敷き、その上にコナラを並べ、わら束を上にかぶせ日除けと湿度の保持をして養生します。

2021年37日 第254回 下大和田谷津田の観察会とゴミ拾い

コロナ下、一般参加は中止し、スタッフにより日本アカガエルの産卵最終確認、開花植物の記録、いきものの記録をとりました。午後はシイタケなど植菌のため、ほだ木を玉切り、運び出し、水につける作業をしました。 ニホンアカガエルの産卵ほぼ終了した模様、新しい卵塊はなく、見落としていたものが数個ありました。鉄塔周辺の水たまりに今年は卵塊が見つかりませんでした。今年の産卵数は984個となりました。  コブシが咲き始め、アマナは蕾を出していました。曇って気温が低くオオイヌノフグリの花は開いていませんでした。  鳥は14種。ハシブトガラスが巣作りの枝をくわえているのを2羽見ました。シジュウカラ、ウグイスは囀っていました。セグロセキレイのペアーは交尾の姿勢を見せたが成立しませんでした。(鳥:平沼勝男) 参加13名(大人11名、幼児2名)

2021年2月21日 森と水辺の手入れ

コロナ下、スタッフだけでの作業としました。 市による風倒木の伐採のため一時移動していたキノコほだ木の新たな置き場所を決め、移動しました。シイタケは芽吹き初めて来ました。 また風倒木伐採の後の整理をしました。                        参加8名(大人6名、幼児2名)

2021年27日 第253回 下大和田谷津田の観察会とゴミ拾い

コロナによる緊急事態宣言が発出され観察会は中止としました。 一部スタッフにより記録のみとることにしました。 ニホンアカガエルの卵塊カウントと下流部手前鉄塔まで巡り鳥の観察記録をとりました。 ニホンアカガエルの卵塊はYPP田で59個、マイ田んぼで95個、花沢さんの田んぼで17個、合計171個でした。 鳥は13種を観察しました。ウグイスはケキョケキョと鳴いているものがいました。 参加12名(大人8名、高校生1名、小学生1名、幼児2名)

2021年1月16日 物置小屋の屋根葺替え他

1月9日の第259回YPP「どんど焼き」コロナ下で中止しましたが、、スタッフ有志で1月16日に物置小屋と東屋の屋根のトタンの張り替え修理、かかしの片付け、田んぼの畦の補修と分かれて作業しました。 小屋の雨漏りや吹き込みも直りました。格納してあるものも濡れなくてすむようになりました。 前日の雨でかかしは燃せないと思ったのですが、田んぼに板を置きその上でなんとか炊き上げることができました。                        参加9名(大人8名、小学生1名)

2021年1月10日 第252回 下大和田谷津田の観察会とゴミ拾い

コロナ感染防止のため観察会は中止としました、一部スタッフにより記録のみとることにしました。 新春恒例の鹿島川合流部まで谷津の現況確認と鳥の観察記録をかねて巡りました。 鳥は21種を確認したものの絶対数はとても少なく感じました。ハイタカがガラスにモビングされていたり、ノスリが円を描いて飛んでいました。ベニマシコにも会えました。 折り返し地点の近くに会社を持っておられる方の参加もあり、事務所に寄らせていただいたりもしました。谷津に興味をお持ちとのことで早速入会もして頂きました。 谷津はイノシシ対策で葦が広範に刈られ、広々としていましたが小鳥たちには隠れ場所もなくなり、鳥の出現が少なかった原因とも思われました。 参加8名(大人7名、高校生1名)

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