ちば環境情報センター > ニュースレター目次>ニュースレター第4号
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南川 忠男
11月5日、千葉にエコリレーがやってきます! 7日・8日あなたもエコリレーと一緒に走りましょう。 私も走ります。
市民セクターの一人として、このエコリレーを成功させる一歯車となり、京都での会議も成功してほしいと切に望んでいます。私も11月6日に市原市内の16kmを一緒に走りながら、こう考えます。
地球温暖化の弊害を身近なこととして感じることができない多くの市民は、行動に結びつく意識を醸成することができないでいるかもしれません。国民の0.1%でも行動を起こせば、きっと大きな動きに成長していくと信じております。私もその一人となり、また会報をお読みの方も推進者となれるよう互いにがんばりましょう。
成田 聡史
実行委員として約半年間取り組んできた、環境シンポジウム1997千葉会議が終了しました。
過去2回のシンポジウムで「参加者」だった僕にとって、今回実行委員という立場が、自分にまた一つ大切なことを教えてくれました。それは、「たった1日」「たった1回」の会議のために、あれだけ「沢山の人達」が何ヶ月もかけて、それぞれがそれぞれに苦労しながらやっと創り上げたのがあの「シンポジウム」だと分かったからです。「参加者」ではなく「つくる」側になってみるのも、今までとは違った苦労や楽しさを知ることができて、僕は最高におもしろいと思います。
古川 美之
エコクラブの発表に引き続き、午後には子どもたちのワークショップがおこなわれた。午前中はめだかっこ倶楽部の仲間も家族で参加し、私もファシリテーターとしてお手伝いした。
ワークショップでは、まず5つのキーワードを決め、それをもとに「地球に捧げる詩」を創った。グループで意見を出し合って創り上げるのは簡単ではなかったが、どの班も純粋な思いがこもったすばらしい詩ができあがった。
普段自然から離れている今の子どもたちも、実は優れた感覚とすばらしい感受性をもっている。もっともっと自然の中で遊ぶ楽しみを呼び戻してほしいと思う。自然に親しめば、おのずと環境への関心が生まれ、行動に移ることだろう。子供らしい輝いた瞳を大切にしてあげるのは大人の責任だと思う。私たちも改めて環境について考えるべきだと痛感した。「ねえ、もっとぼくたちと一緒に自然の中で遊ぼうよ!」子どもたちはそう呼びかけている。
1.開発について市民は何ができるか−環境影響評価制度について 佐々木 典子
10月28日、前回の千葉市に引き続き、千葉県環境調整課矢沢さんに、千葉県独自の「環境会議」、「環境調整検討委員会」を中心にしたお話をお願いいたしました。環境会議は大規模開発計画に対する環境保全のあり方について、という提言も含まれ、環境アセスの前段階の計画アセスのようなものです。任意機関であり、知事の諮問機関なので非公開なこと、住民の意見は言えないなど、残念な点があります。
全国に先駆けてこのような良い制度があるのですから1年半後のアセス法施行にむけてより開かれた制度になることを期待しています。里山探しをしよう!
2.里山探しをしよう
第5回:10月30日(木)東金 食虫植物園見学
第6回:11月19日(水)仁戸名市民の森から花輪町にかけて里山を歩く
3.子どもたちとどろんこになって遊ぼう!
第3回:10月19日(日)子供環境会議1997に出席
第4回:11月20日(木)木の実を使って工作をしよう。
4.ダイオキシンについて調べたい
第5回:10月9日(金)各自で収集した情報を交換し,これらをもとにみんなに分かりやすいミニ冊子を作ろう!ということになりました。
第6回:11月9日(日)「ちば,まなびフェスティバル」(幕張メッセ)で発表。(プラスチック包材を展示、手作りパンフレットの配布。)
佐々木 典子
千葉県環境会議の提言を受けて、平成8年1月から補足調査が行われている市川二期地区・京葉港二期地区造成計画とは…公園緑地、住宅用地、下水道終末処理場、廃棄物処分場、港湾機能の充実を図るために、三番瀬とよばれている干潟、浅海域の3分の2にあたる740haを埋め立てる事業です。
干潟は、水の浄化機能、鳥類のエサ場、稚魚の生育場所としてその大切な役割はこれまでにも指摘されていますが、今回はさらに、海岸線はCO2の吸収が高いこと、また保全とは破壊された自然を元に戻すことであり人はそれをうまく利用していかなければと話されていました。
環境会議の提言に「個々の土地利用の必要性について十分吟味する事」とあります。人の知恵と工夫で三番瀬の保全ができたらと思うのは私だけでしょうか。
世界中のウェットランドが減っていかないよう祈っています。(佐々木)
紅く色づいた葉や丸いドングリを愛しく思える心を大事に育てていきたい秋です。(古川)