ちば環境情報センター > ニュースレター目次>ニュースレター第10号
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「あなたもなれるサポーター、わたしもやりたいサポーター」がおわりました.
4月4,5日、桜も満開の手賀の丘少年自然の家・手賀沼親水広場にて研修会を行いました。参加者は24人。22歳のおねえさんから60代の紳士まで、老若男女、何かやってる、あるいは何かやりたい、千葉県のおもしろ・おかしい・たのしく・うるさい・ちょっぴりへんな・すご〜い人たちがたっくさん集まってくれました。
これまで各自でやってきた活動のプロセス(企画・広報・人集め・準備・実行・次へのつながりなど)を洗い直した後、実際にやろうとしていることや、やりたいと思っていることを出し合いました。夜には“環境カルトクイズ”で大いに盛り上がり、夜桜の下では星の観察。2日日の早朝デートは意中の人とのすてきなささやきタイム。活動事例発表は、1)「関さんの森をはぐくむ会」の関さん、2)「エコフレンド」の平田恵美さん、3)ちば環境情報センターの松山さんに、身近な緑を残すこと、活動を始めるには・・・、普通の私にもできること、などを話していただき、身近な話題で気負わずにかかわれるテーマにみな熱心に聞き入りました。これを受けて、今回の研修をただの話し合いでは終わらせたくないと、同じような興味を持った仲間で今後につながる活動に発展させることができたことはとても大きな収穫でした。(こにこに)
【収穫その1.】 自然に親しもう
関さんの森へ行ってみよう!(雨天決行)
5月31日(日)9:00〜12:00 参加費:100円
集合:JR新松戸駅(ルーペや双眼鏡があるとよい)
参加者が一人でもやろう!
広報で工夫−−・森の外の掲示板
・駅
・スーパー
・ロコミ ‥・なんかどう?
【収穫その2.】 見て歩いて住んで、自然と共生できる楽しい街つ<り、丹後堰公園
1.見に行こう
2.ごみ拾い毎月第1日曜日
3.公園計画の現状把握
4.住民の意見・考えを聞く(アンケート)
5.行政への提言
で、−−−まずは見に行こう!
5月3日(日)
千葉市都市緑化植物園(星久喜)9:30集合
(小滝一夫先生も来てくださいます。)
【収穫その3.】 とろんこになって、もっと土や川にふれよう みんな参加して!
・身近な「食」を通じて自然に触れる「土の学校」をやっています(計5回)−−−1回目5/24
・水にはいって生き物・自然にじかに触れる
・ケナフ栽培から紙スキまでを体験
5/9和田町にて種まき
【収穫その4.】 発掘→登録→レベルアップにつなげる
・情報の収集
・他団体や行政とのつながりが大切
・魅力ある企画作り(出前講座など)
・他のいろいろなチャンスを生かす
・ちょっといい情報あり-次回ニュースレターをご期待下さい
中村桂子
東京の桜が満開の週末に「あなたもなれるサポーター 私もやりたいサポーター」に参加しました。
私は自然が好きで山に登ったり,天気が良い日は一人でフラッと散歩に出掛けたりします。最近、自然に親しむ人が少なく思え、多くの人達に自然を楽しもう、自然は大切なんだ、守っていこうよ、と言いたかったし、〈そういう活動をしている人達に出会いたいと思っていました。まず、環境に関する団体を色々調べました。環境のスペシャリスト達が集まっている気がして、どの団体にも所属できませんでした。何かしたいけど何も始める事ができなかったのですが、今回、糸口を見つけることができ大変嬉しく思っています。
主催者の方と参加者が一緒になって、自分のやりたい事や問題点について話し合えたので、初めて環境活動に参加する私も受動的でなく、積極的に考えていくことができました。何かやりたい事があったら、まず誰かに相談してみたら次にやるべき事がみえてくるなあと思いました。本当に草の根のグループでも何かやりたいと思って、行動している人達が沢山いるのでは。という事に気がつきました。自分達のやっていることは小さな事でも小さな事が多くゐ人に広まって住み良い街、住み良い地球へとつながっていくのかなあと思いました。
以前は自然を求めて速くの山へ登りに行ったりしていましたが、最近は近くの公園や川でも充分楽しめる事に気がつき、春になって毎週末公園へ行っています。桜が散った後は一気に新芽が出て新緑の季節です。小さな子供達が無邪気に遊んでいるのを見てこちらも幸せな気分になります。この子供達と一緒に環境の事を守っていけたら良いなと思います。
環境問題に真剣に取り組むとなると難しいようだけれど、まずは自然に親しむことで今まで気づきもしなかった事に感動を覚えたり、心の余裕が生まれたりして、他人のこと、地域のこと、地球の事を考え人が増えていったらいいなと思いました。その土地の生態系を守った街づくり、地域活動を皆さんと進めていきたいと思っています。
松山みよ子
一泥んこになって遊ばう−を合言葉に、ちば環境情報センターでは子供達と一緒に環境の事を考えたり、自然の中で五感を使ってふれあう体験学習などを行っています。4月11日(土)は千葉市の青葉の森公園で「気になる木探し」をしました。臭いのする木(ゴマキ)や実のついている木(ハンノキ)紙になる木(ミツマタ)などを探して歩きました。午後は同じ園内にあるつくしんぼの家でアメリカフウロを使って作品作りをしました。
「わたしの写真飾り」はそれぞれ特徴があり、個性あふれる楽しい作品が出来上がりました。これらの作品の展示は今年の秋、緑の相談所の展示室にて11/25〜12/13「森からのプレゼント展」で見られます。ぜひその時は見に来てくださいね。只今、会員募集中。子供ならだれでも参加できます。
一緒に町の中を探検しよう!…待っています。
四街道のお友達は043−433−0987古川, 千葉市のお友達は043−265−8802松山まで。
次回は5/23 大人の自然散策「花に誘われて」も毎月1回歩いています。こちらにも是非参加して下さい。
長 正子
4月12日 小倉久子さん招いて学習会が開かれました。まず環境ホルモンを学ぶうえで大切な基本的な化学用語や化学式を教えてくださいました。さらに、ダイオキシンを分析するにはどのようになされるかを聞き驚きました。(分析する際ダイオキシンを使用するので実験する人にはかなりの危険をともなうそうです。)
そして、環境ホルモンを理解するには内分泌系の生物学知識が必要になります。正常なプロセスでは、ホルモンとレセプターが鍵と鍵穴のように一致し、始めて指令が発せられるのですが、環境ホルモンは疑似ホルモンとしてホルモンと同じように結合してしまう場合と(体が誤って同じと錯覚してしまう)、ホルモン遮断物質として天然ホルモンとレセプターとの結合を阻害する場合があるそうです。環境ホルモンというのは正式名は外因性内分泌撹乱物質というのです。
アメリカでは、妊婦さんに用いられたDES(合成ホルモン)という薬を飲んで生まれた子供に男の子は性巣ガンや性巣降下不全症になる率が高く、女の子は膣ガン、子宮ガンに若くしてなる率が多いのだそうです。DESは環境ホルモンとされています。
また、台湾のPCBの化学工場で事故があり、その後うまれた子供は多動症の子、知能指数の低い子、ストレスに過剰反応する子が多かったという報告があったそうです。 昨今の中学生のキレる事件の増加をかんがえると少しこわくなります。
化学物質はすでに世界中で10万種類以上ありますが、環境ホルモンの疑いのあるものは67種類しかなく、すでに製造中止になっているものもあるので、過剰に反応する必要はないというお話しもありました。しかしながら、私たちの身の回りにはラップにつかわれているプラスチック材の添加剤フタル酸エステルや、農薬、食器(ポリカーボネート製)などもあり、注意しながらつきあっていく必要があります。
また、非意図的に生産されるダイオキシンは一番猛毒な環境ホルモンです。大阪の清掃工場でも今岡題になっています。 汚染された土壌を処理するにはまた多くのお金が必要になります。
しながら私たちは便利な生活をしているような気がしてきました。
日時:5月16日く土)10時より
湯所:センター事務所
内容:決算報告や今年度予算、事業計画について話し合う予定。昼食をはさんで交流会も計画しております。
テーマ:その@三番瀬
そのAグリーンコンシュマーの買い物ガイド
***生分解性カードの登場***
京都銀行ではトウモロコシや菜種、大豆などの農産物デンプンを素材にして、生分解プラスチックをローンカードに採用し、3月11日から取り扱いを始めた。焼却しても有害ガスが出ず、土中では微生物のはたらきで水と二酸化炭素に分解、自然に遭元される。国内では塩化ビニール製プラスチックカードがほとんどであり、金融機肺では始めての試みである。(環境新開3.18付けより)
編集後記:今年の開花は一週間早いですね。 南川
・C.W.ニコルトークライブ(三番瀬から日本の海は変わる)に行ってきました。ニコルさん「お役人の言うことは理解できない」と怒り心頭でした。 佐々木
・こいのぼりが気持ちよく泳ぐ季節になりました。元気いっぱい外であそぼう!! 古川