ちば環境情報センター > “最近”ではない話題 > 2016年
シュロの皮むきをしました。 水路に落ちたニホンアカガエルが上れるようにシュロの皮を使って救出具を作るのです。1月のどんど焼きの時に作る準備です。 林内の木にナンバーが振られたり、テープが付けられていました。地権者の方も千葉市も承知していないとのことです。注意して見守ります。 弁当を食べていたら今日もカワセミが田んぼで盛んに餌を採っていました。 (参加 大人2名)
今日はことぶき大学の職員と学生さん8名がボランティアの体験参加をされました。
林内に散乱した落枝の整理や材の皮むきなど一緒に汗を流しました。
普段とは異なる体験で「自然と関われる」「達成感が持てる」「知らないことが多かった」など楽しんで作業されていました。
お昼には汁物や柚味噌のこんにゃく田楽が振る舞われました。
(参加 大人14名)
下大和田YPPでの今年最後のイベント、収穫祭が行われました。
ちょっと風が強かったのですが、とても良いお天気で寒さを感じることもありませんでした。
収穫した緑米のもちつきとコシヒカリの試食に加えて、焼き魚、焼きイカ、焼き鳥、焼き芋、お汁、里芋・コンニャク田楽などなどと豊富なメニューにお腹いっぱい。竹とんぼや弓矢づくり、ウルトラクイズなどアトラクションもあり、冬の谷津での楽しい一日でした。
(参加 大人41名、中高生6名、小学生26名、幼児10名)
猛禽のショウのようにオオタカ、ノスリ、ハヤブサが姿を見せてくれました。おかげで、小鳥たちは姿を隠し、ほとんどは声が聞こえるだけになりましたが、ルリビタキ♀を見ました。今シーズン初です。鳥は17種を確認しました。
昆虫は11月24日の大雪でダメージを受けたのか、越冬するホソミオツネントンボ、キタキチョウ、ツマグロオオヨコバイなどと頑張っているコバネイナゴが見られただけでした。
ツルウメモドキやノイバラ、ヤブコウジ、カラタチバナなどたくさんの赤い実が賑わっていました。林内のフユイチゴの実を皆で摘んで味わいました。
(参加 大人17名、留学生2名、小学生7名、幼児4名)
枯れた立木を伐採したり、倒木を整理。
3mの長さが取れる木は3mに切り、井桁に組み枝葉置き場をふたつ作りました。重い材を運ぶのはなかなか大変な作業でしたが達成感もありました。気持ちの良い秋のど真ん中で1日を過ごしました。
昼休み田んぼのかかしには今日もカワセミが来て餌を狙っていました。
(参加 大人4名)
今日はシイタケ栽培用の原木の伐採と台風により折れたり倒れた木の整理をしました。
倒木からはおだ小屋の柱にする2.3mの材を10本確保しました。 中には直径40cmを超えるような太い木もありチェーンソーが大活躍しました。
お昼には朝市で仕入れたマグロのカマを焼いて皆でお相伴にあずかりました。
田んぼのかかしにはカワセミが来て餌を狙っていました。
(参加 大人8名、小学生2名、幼児1名)
今年収穫したYPP田、MY田んぼのもみすりを千葉市農政センターで行いました。
いつものことながら、もみすり機からお米がザーと流れれてくる時の感覚はなんともいえません。もみすりやお米を分ける計量にこどもたちも大活躍してくれました。
参加された方には分けたお米を持ち帰っていただきました。早速晩ご飯で自分たちで作ったお米を味わった方もあったことでしょう。来られなかった方には収穫祭でお渡しします。
(参加 大人18名、小学生5名、幼児3名)
開始直前にカケスがギャーギャー騒いでいるので見るとノスリを追いかけていました。
谷津は秋の花も盛りを過ぎ、生きものも少なくなっていました。しかし気温が上がり暖かくなってコシロノセンダングサの花にはモンシロチョウ、キタキチョウ、キタテハなどチョウがたくさん来ていました。また、ツマグロヒョウモンがあちこちで飛んでいました。お腹の大きいオオカマキリ、ハラビロカマキリも出てきました。
継続しているトンボの調査は5種24頭を捕獲、内アキアカネ、ナツアカネ、マユタテアカネ17頭にマークをして放しました。田んぼの上を飛んでいるものが多くて捕えられませんでした。
終了直後にはたま網でマムシを捕えてきて、ひやり、びっくり。
(参加 大人11名、高校生7名、小学生2名、幼児2名)
雨で1日延期して観察会と同時並行して行うこととなりました。
年季の入った脱穀機ですが軽快に動いてくれて予定通り、緑米、赤米、黒米の脱穀を終えることができました。
(参加 大人10名、小学生1名、幼児2名)
割り箸をパチンと割ると、ほら、2本。
みんなで楽しく会食したら、ポイッと捨てずにリサイクル♪♪♪
使い終った割り箸がゴミでなく、新たな資源としてリサイクルできることを、1人でも多くの人に知ってもらう機会になればという思いを寄せて、このたび割り箸リサイクルプロジェクトで、こんな記念日を創ってみました! :*。:*.☆
1年後、2年後と、周知の輪が大きく拡がっていきますように. ☆:*:*:・
あっ、もちろん、割り箸を使わないよう心掛けることも大切ですっ!
私達も、日々、MY箸を持ち歩き(MY箸を使いながら)、このリサイクル活動に励んでいます♪
台風で折れた3本の木の枝を切り林の縁に積み、たくさん落ちた枯れ枝などを片付けました。午後からは向かいの山林の倒木の様子などを見ました。たくさんの倒木でチェーンソーの活躍が必要な状態になっていました。オレンジ色のキノコやニッポンマイマイ、ヤマタニシの空貝に出会いました。 (参加 大人3名)
昼頃から雨の予報で雨の前に終わらせようと8時作業開始としました。
たくさんの方が早くから集まり、協力して作業した結果、予定通り雨が本降りになる前に終了することができました。
こども達にもスタッフがついて、脱穀の体験をしてもらいました。大きな機械の前で皆緊張気味でしたが上手にできました。
脱穀機もメンテナンスしたおかげでご機嫌良く働いてくれました。
(参加 大人22名、小学生11名、幼児2名)
谷津は秋の草々の花で埋まっています。
ニガキには白くて大きなシンジュサン(ガ)の幼虫が数匹いました。幼虫はどんな味の葉を食べているのか葉を囓って木の名の由来を体感、田んぼでは刺身のツマに出てくる赤紫の芽の生長したヤナギタデの葉を味わって、「蓼喰う虫も好き好き」の意も体感したりしました。
トンボの調査では8種95頭を捕え内92頭にマークして放しました。先月マークして放した152頭は1頭も捕まりませんでした。
ノシメトンボの翅端の褐色斑がない個体やカトリヤンマも捕えられました。
(参加 大人13名、高校生12名、小学生4名、幼児2名)
朝から雨の中での稲刈りになりました。なんとか作業を終了させなければと来た人から刈り始めなんとかコシヒカリは午前中で刈り終えることができました。雨で身体も冷えていたので午後の作業は中止しました。もう一つ刈る予定であった農林1号は24日に刈ることにしました。 (参加 大人17名、小学生7名、幼児2名)
9月24日に刈り残した農林1号刈りました。 (参加 大人8名、小学生2名)
トンボの調査を兼ねて行いました。アカネの仲間の見分け方を資料で学び捕虫網で捕らえて種と雌雄の別を記録して翅にマーキングをして放しました。トンボは10種156頭を記録、内152頭にマーキングをしました。キジが足下から飛び立ち驚かされたり、アケビコノハの枯葉そっくりの擬態にも驚かされました。クズなどの秋の花も咲き、モズが高鳴くなど残暑の中ですが秋がやってきたと実感しました。トンボの調査は年内続けて行います。
毎月第一日曜日に行ってきた観察会とゴミ拾いは200回目を迎えました。たくさんの方々のご支援と豊かな下大和田谷津の自然があったればこそのことで有り難く感謝申し上げます。支えてくださった参加者の方からお祝いのお赤飯の提供や自家製の野菜のサラダやデザート、お菓子の差し入れなども頂き、お昼に参加者全員でごちそうになりました。また、担当には記念の寄せ書きを頂戴しました。有り難うございました。ちば環境情報センターからは本日の参加の方々に200回目の参加記念の栞を贈呈しました。下大和田に暮らす生きものたちからの感謝の意も込めたものです。
花沢さんの山の奥の残っていた場所の雑木の伐採下刈り、土手と畦の草刈り、田の草取りなどを手分けして行いました。
崩れた朽木の中から、まだ白いこどもをたくさん抱えて守っているトビズムカでが出てきました。こどもを抱えたまま離そうとしませんでした。ちょっと感動しました。
自力で大きなアメリカザリガニを捕まえたこどもさんは大興奮でした。(大人4名、こども1名、幼児1名)
まず、恒例のお米の出来高の予測をしました。一人5株の任意の株を選び、一株から何本の穂が出ているか?そのなかの一つの穂を選び籾の数を数えました。分けつは例年と比べて良くないものの穂についた籾の数は多いようでした。まだ、花が咲いているものも多く少し生育が遅れているようで稲刈りの日程を変更しました。
かかし作りはのこぎりを持って山へ入り、竹を切り出し、枝を落とし、工作場所に運んできました。骨組みに、衣類を着せて藁を詰めて体をつくり、顔を描きました。ユニークなかかしが6体できあがりました。畦に並べて記念写真を撮りました。
かかしは実り始めた稲を守ってくれることでしょう。(参加 大人16名、小学生8名、幼児4名)
下大和田谷津では商売にしていると思われるような人がメダカを取りに来たり、カブトムシをとるために樹液を出そうと樹木を傷つけるなどの行為が見られます。
いままでも生きもののために田んぼや山林の手入れをしていることを知らせる看板は立てていましたが効果の面では少し弱いようなのでズバリ「採らないで!」という看板を出すことにしました。
今日は趣を変えて小川の生きもの調査を行いました。
特定外来生物のウシガエルの声が聞こえることがあり成体とオタマジャクシの捕獲、要注意外来生物アメリカザリガニの捕獲、イシガメ・クサガメの生息調査をかねて行いました。
下流の広場下からYPP田にかけて小川に入り、たま網に追い込みながら捕獲しました。 魚は8種を確認しましたが、ウシガエルやカメは捕獲できませんでした。魚は数を確認して放し、ザリガニはお昼にゆでて参加者のお腹に収めました。
大人もこどもと一緒にじゃぶじゃぶ川に入って魚取りに興じ、楽しい観察会になりました。
(参加 大人19名、高校生6名、小学生8名、幼児2名)
子どもたちは板台に棒を立て、バランスをとりながら自然物(どんぐり、木の実、小枝など)を吊るした竹ひごを載せて個性豊かな作品を完成させました。(参加 小学生13名)
都川は、誉田の源流域から県庁の脇を経由し、海に出る河川です。千葉市のまちなかを流れ、千葉市内で完結します。中流域は、川の浄化作用と湧水によって水は思いのほかきれいです。
川に親しんで、水のこと、川のことを考えてほしいと始めた「親子で川遊び」は、21年目になりました。
川面にはハグロトンボがひらひら飛んでいます。みんなで川へ入って、玉網で生きものを探しました。採ったものを持ち寄り、魚や虫の解説をききました。21回目で初めて捕らえられたウキゴリ(ハゼ類)の仲間など魚6種、エビ3種、昆虫ではハグロトンボのヤゴやコオイムシが確認できました。
感想を聞かれ、全員が「楽しかった!」と大きな声で答えていました。(大人43名、大学生2名、高校生2名、小学生19名、幼児10名)
畦の草は刈払機で刈り、田の中の草は田に入って手で取りました。
田んぼの中は、コナギやオモダカなどたくさんの草々で埋め尽くされています。そのたくましさは驚くばかりです。猛暑の中、参加された皆さん、お疲れ様でした。
生きものの賑わう季節です。触覚の見事なミヤマカミキリ、ゴマダラカミキリ、ノコギリクワガタ、真っ赤なザリガニ、ヘビのジムグリなどが出てきてこども達の遊び相手になってくれました。(参加 大人26名、小学生9名、幼児5名)
猛暑の予報により、一時間早めて9時集合で始めました。
今日の作業はトンネル脇の林縁の土手と林内の整備。チェーンソーと刈払機で、こども達はのこぎりで作業しました。下刈りはあと1日か2日で終わりそうですが、枯死木が多く全部終わるにはまだまだ手間がかかりそうです。(参加 大人7名、小学生4名)
開始前にこども達は大好きなカブトムシ、ノコギリクワガタ、コクワガタを手にし大興奮です。トンボは8種類見られ、アカネの仲間やオオアオイトトンボは林内や林縁で過ごしている姿がたくさん見られました。田んぼではオオイトトンボやアジアイトトンボも見られました。田んぼの縁の草の葉をそっと返してみたら昼間観察することはあまりないヘイケボタルが2匹とまっていました。大きなヒダリマキマイマイやヤマトタマムシ、クワカミキリなども見られました。
林内ではオオバノトンボソウが花の時期ですが、何故か蕾が黒くしおれてしまっているものがたくさんありました。ヌマトラノオは丈の大きな草に覆われた中で咲いていました。生育地の乾燥化が気懸かりな状態でした。(参加 大人11名、小学生5名、幼児1名)
すこし薄暗くなった7時15分に集合、ホタル出現を待つ間、ホタルの歌を歌ったり、ホタルのクイズをして楽しんだりしました。
と、あ!ホタルだ!の声があがりました。頭上の木の葉の中で光っています。田んぼの中でも光り始めました。次々と光が増してきました。谷津をひと巡りしましたが、気をつけて歩かないと踏みつけてしまいそうになるくらいたくさん出ているところもありました。きれい! こんなにたくさんのホタルを見たのは初めて! など感歎の声もたくさんあがりました。(参加 40名)
年に1度のちば環境情報センター総会が開かれ、すべての議案が賛成多数で承認されました。
総会後の懇親会も含めて、センターの発足20周年に向けての事業アイデアや谷津田保全の取り組みの拡充に向けたヒントなどがさまざま集まり、とても有意義な会合となりました。
千葉市環境保全部自然保護対策室の4名の方と一緒に、保全協定地域の山林の整備を行いました。
市の方々にはチェーンソーで大物の枯れ木を伐採するなど活躍していただきました。アズマネザサや下草も刈り、林内はとても明るくなりました。(参加 千葉市職員4名+大人4名)
コナギなどに混じって、トチカガミやミズニラ、ミズハコベ、ヘラオモダカなど、レッドリストに載っている植物も田んぼの中にたくさん生育しています。最初にそれら草々を観察しました。
湿田環境を維持していれば貴重種も絶えることはないので、ほどほどに除草しました。草を取り終えた田んぼはとても清々しくなりました。(参加 大人27名、小学生16名、幼児7名)
梅雨入りの日になりました。小雨の中、林内や谷津を巡りました。チョウやトンボはあまり飛びませんでしたが、たくさんの生きものとの出会いがありました。このような日に元気なのは陸貝の仲間です。ミスジマイマイ、大きなヒダリマキマイマイ、コハクオナジマイマイのいっぱいに伸ばした触角の長さは驚きでした。ヤマタニシは殻口に蓋があります。
虫では触覚の立派なヒゲコメツキ、腹の末節に大きなハサミを持つハサミツノカメムシなど、ちょっとめずらしいものにも出会いました。
谷津はニホンアカガエル、シュレーゲルアオガエルの子ガエルが跳ね、ホトトギス、ウグイスの鳴き声が終始響いていました。(参加 大人10名、高校生4名、小学生5名)
谷津向かいの山林の整備を行いました。井桁に組んだ材の中に枝や篠竹などを入れ林内を整理しましたが、まだ置き場所が足りない状況でした。
谷津に仕掛けたスズメバチトラップの一つにはスズメバチの仲間4種6匹が入っていました。一昨年、昨年と刺される事態が生じたため、やむを得ずトラップをかけています。(参加 大人3名)
4月2日にみんなで播いた種籾が育ち、いよいよ田植えです。コシヒカリ、農林1号、緑米、赤米、黒米の5種類の苗を植えました。こども達も大人にまじって一生懸命植えてくれました。
田の中はメダカ、ニホンアカガエルの子ガエル、シュレーゲルアオガエルのオタマジャクシ、タニシなどで賑わっていました。(参加 大人35名、小学生21名、幼児6名)
谷津向かいの山林の整備をしました。
枯れ木を伐倒して井桁に組んで枝や篠竹の置き場所を3カ所作り、周辺の片付けをしました。アケビコノハの幼虫がいて、その擬態ぶりに驚かされました。(参加 大人10名、こども4名)
泥深い田んぼで足を取られながら、みんな一生懸命田を起こし、草を取り、その後を平らにならしました。苗床の覆いも外しました。もう、いつでも田植えができるほどに育っていました。ニホンアカガエルはオタマジャクシからカエルになって畦をはねているものもいました。シュレーゲルアオガエルの卵のうも、畦の際に産み付けられていました。
作業が終わってから、ミニ谷津田運動会でゲームを楽しみました。(参加 大人26名、中・小学生16名、幼児8名)
林内ではキンランが満開でした。ハルジオンの花に来ている虫たちをしばし観察しました。ハナアブの仲間、ハナバチの仲間、コガネムシの仲間、ハナカミキリの仲間、チョウの仲間など様々な虫が蜜や花粉を求めてきていました。
ニホンカワトンボ、シオヤトンボが飛び、ヤマサナエ羽化にも出会いました。
一昨年から手入れをしている谷津向かいの山林は明るくなり、様々な下草が復活してきていました。新緑の中、気持ちの良い散策でした。
午後は有志で田の草取りをしました。(参加 大人17名、大・高生15名、小学生4名、幼児2名)
新年度にあたり、新任の方々との顔合わせと打ち合わせを下大和田で行いました。その後、保全協定地域の山林の下刈りを一緒に行いました。自然保護対策室の室長以下4名の方々は午後も作業をしてくださいました。有難うございました。
ウワミズザクラが満開、イヌザクラは咲き始めでした。ササバギンランが蕾をのぞかせていました。(参加 大人7名)
午前中は、10日に引き続き谷津向かいの山林の笹刈りをしました。午後からは物置小屋の後の山林の伐採木や枝の整理をしました。フデリンドウは盛りを過ぎていましたがホウチャクソウやウラシマソウが盛りになっていました。
林内ではニホンカワトンボ、シオヤトンボやヤマカガシも見られました。(参加 大人4名)
谷津向かいの山林の笹刈りをしました。一昨年に下刈りをしたところにはフデリンドウがたくさん咲いていました。今日刈った所も来年はたくさん咲いてくれるでしょう。
カントウカンアオイも株元の落ち葉をのけたところ花が咲いていました。(参加 大人7名、中・小学生6名)
春本番です。畔や道端の花を訪ね、キュウリグサの香り、オオシマザクラのクマリンの香り、コブシの花の香り、ショウブの香りを楽しんだりしました。早春の蝶ツマキチョウが舞い、オオタカが頭上を悠々と飛翔しました。
コブシが満開の谷津をウグイスの囀り、ホオジロの囀り、シュレーゲルアオガエルの合唱を耳にしながら巡りました。(参加 大人13名、大・高生6名、小学生2名、幼児1名)
今年の米作りのスタートです。初めての参加者の方も多く、泥深い田んぼに足をとられながら苗床を作りました。種まきは小さいお子さんも加わって蒔いてくれました。蒔いた籾の上を手でペタペタ押さえて籾が浮かないようにしました。ペタペタの感触が何とも言えません。最後に保温と鳥よけのトンネルをかけました。
こども達はお昼休みに谷津田探検をして冒険を楽しみました。(参加 大人29名、中・小学生19名、幼児8名)
山林の下刈りと切った材や枝葉の片づけ、小屋の増築の内装を行いました。
作業の合間にアズマヒキガエルの繁殖活動を見たりしました。盛大にカエル合戦を繰り広げていました。(参加 大人5名)
伐採した枯木を井桁に組み、枝葉溜めを2箇所作りました。早速、周辺の木々を整理して枝葉溜めに収めました。
小屋の増築も大詰め。入口のドアもつき、間もなく完成です。(参加 大人9名、こども1名)
早春の谷津を巡りながら、食べられる野草を摘みました。セリやノビル、タネツケバナ、ニワトコ、ツクシなど16種の食材が揃いました。
サラダで、生で酢味噌をつけて、おひたしで、天ぷら、汁物と様々に味わいました。
朝早く九十九里浜にカニを釣りに行ってくれた方からのお土産も届けられ、カニ汁のおまけまでついて、たっぷり堪能しました。(参加 大人26名、大・高生7名、小学生8名、幼児4名)
ニホンアカガエルの卵は孵化してオタマジャクシは泳ぎ始めていました。何故か、15日以降に産卵されたものはありませんでした。
冬鳥は繁殖地に帰り始めたのか数がぐっと少なくなっているようでしたが、ウグイスやホオジロが囀り、モズは百舌というだけあって多彩な声を聴かせてくれました。
道端や畦には早春の花がいっぱいです。サラダにもなるタネツケバナを味わったり、ニガキの名の由来を噛んで実感したりしながら春の谷津を巡りました。(参加 大人15名、中・高生3名、小学生5名、幼児2名)
メインの山の手入れは最終段階になりました。千葉東金道路沿いのバッファーゾーンとして残したベルト状の低木の間に生えた笹を刈りました。この山は今月で終了とし、3月からは隣の山林や向かいの山林の手入れをします。
森の中ではヒイラギナンテンが咲きだしていました。(参加 大人3名)
寒い夜が続きお休みしていた産卵は、昨晩気温が上がったことから一気に進みました。
田んぼ一枚ごとに巡って卵塊の数を数えました。私どもの田んぼで89個の卵塊がありました。途中手に取って見たりしました。
また、一つの卵塊にいくつの卵があるのかちょっと小さ目の卵塊を数えてみたところ、664個ありました。実体顕微鏡でも観察しました。二つの細胞から四つの細胞に分裂する様が見られました。一番早く1月30日に産卵されたものは、孵化して尾芽胚期になっていました。
ちょっと天気が崩れて暖かい晩には、また産卵してくれるでしょう。(参加 大人17名、大学生1名、中・小学生6名、幼児3名)
ひとつは「ここは生き物の命をはぐくんでいるところ」だということを認識してもらい、動植物などを取らないでほしいという願いを込めています。
もうひとつは、下大和田谷津が「関東・水と緑のネットワーク拠点百選」に選定されたことと環境省の「生物多様性保全上重要な里地里山」に選定されたことをPRして、大事に維持する必要のある貴重な地域であることを知っていただきたいという願いを込めました。
看板は渋谷雄二さんが作ってくださいました。
アライグマ用のわなにイタチがかかっていました。イタチを間近で見ることはあまりありません。みんなで観察して放してやりました。
山では、樹木の冬越し、冬芽と葉痕を観察しました。擬人化して見るとニワトコ、サンショウ、カラスザンショウ、ゴンズイ、クズなど面白いものがたくさんありました。
バードウォッチングでは、モズがペアになって一緒に枝にとまっている姿が見られたり、ノスリがハシブトガラスにまとわれている姿が見られたりしました。
ニホンアカガエルの卵塊調査は、1月31日の初認以来ほとんど産卵がないので見送りました。2月13日の谷津田プレーランドプロジェクトで調査・観察を行います。(参加 大人19名、高校生5名、小学生4名、幼児2名)
11体のかかしを櫓に組み、持ち寄ったお正月のしめ縄、お飾りなどをかけました。
6器の火起こし器で懸命に競った結果、20分ほどで炎があがり、無事お焚き上げすることが出来ました。
お昼は豚汁ならずシシ肉汁やお汁粉をいただきました。
べいごま、けんだま、めんこ、だるま落としなどの遊び、篠竹の手製弓とセイタカアワダチソウの茎の矢での的当て、ボートレースでは大いに盛り上がりました。
好天に恵まれたくさんの方の参加で賑わった「どんど焼き」でした。(参加 大人48名、中・小生21名、幼児15名)
山の不要木、竹の伐採、下刈り、アズマネザサ刈りをしました。
アズマネザサは昨年刈った所にもかかわらずびっしり生えていて生命力の強さを感じました。作業中にクビキリギス(成虫で越冬するキリギリスの仲間)が出てきたりしました。(参加 大人4名)
正月の観察会は恒例の谷津下流部の観察とバードウォッチングです。
東電の鉄塔保守用に刈られた部分の奥は草が茂り、踏み跡もなくなり藪漕ぎをして下流部へたどり着きました。谷津内に入り込んだアズマネザサがますます勢力を拡大していました。
鳥は年々少なくなっている印象でした。16種に出会いましたが常連のカラの混群にも冬鳥のツグミにも出会えず、カシラダカも例年より群れも小さく渡来数も少ないようでした。
セグロセキレイ、ホオジロ、カワラヒワなどは双眼鏡やスコープでしっかり見ることが出来ました。(参加 大人11名、高・大学生2名、小学生3名、幼児2名)
山の北西の角の辺りの下草刈りと台地の草刈りをしました。
午後からは谷津上流部枝谷津の観察とごみ拾いを行いました。枝谷津の環境は以前とあまり変化はなさそうでした。ゴミは今回も大量に回収して道路脇に集めました。後刻、千葉市に回収してもらうよう手配しました。(参加 大人10名、小学生2名)