昨年度の活動・これまでのあゆみ
■昨年度(2021年度)の活動1.環境情報の収集・発信
1)ニュースレターの発行
2)ホームページによる情報発信
ホームページの改編をおこなった
3)フェイスブックによる情報発信
4)チラシ折り込みサービス
2.環境学習講座の企画運営
1)観察会
@千葉市緑区下大和田谷津田自然観察会(毎月第1日曜日開催、ちば・谷津田フォーラムと共催)
A谷津田の生物調査
B千葉市緑区小山町谷津田自然観察会
Cホタル観察会 (6月26日)
Dニホンアカガエル卵塊調査・観察会
E千葉市と共催で観察会、トンボ調査を実施。(10月3日)
2)谷津田プレーランドプロジェクト(YPP)
@下大和田谷津田YPP(生きものを育む米づくり)
・新型コロナ感染防止のため新たに募集は行わず、関係者とこれまでの参加者で実施した。(かかしづくりや収穫祭は規模を縮小し、野草を食べる会は野草摘みに変更して実施)
・マイ田んぼは、約1反の田んぼで6組が米づくりをおこなった
・脱穀機の修理を行った。
・イノシシ対策として、田んぼへの侵入を防ぐ竹柵を設置した。
A小山町谷津田YPP
・小山谷津の環境保全 復田した13枚の田んぼ(広場等含めて約3600u)を整備、無農薬・旧来の手作業による農法(以下、小山の農法)によりコシヒカリ、古代米(黒米、赤米、緑米)を作付け収穫し活用した。またこれらを支える水源となる山の整備を行った。
・小学校田んぼ授業の委託と講師の派遣 各校の依頼により管理田のうち2面(約450u)を2校(大椎小、あすみ小)5年生児童の体験学習の場として活用、各校、小山の農法によるコシヒカリの米作り(田植え、草取り、案山子づくり、稲刈り、脱穀、味噌仕込み)と自然観察を実施した。ただし、大椎小の稲刈りおよび両校の味噌仕込みはCOVID-19禍の影響で中止、何れもスタッフと先生で実施した。玄米収穫量は両校とも35kg超えの豊作であった。
・永続的な環境保全を意識した地域・団体の連携活動を実施 小山版の谷津田だよりを発行(季刊4回)、小山の地域と小山町内にて活動する近隣活動団体に配布、小山地区の農法と習わしについて地主様から教授いただくとともに、近隣5団体同士の理解、連携を図るべく恒常的な交流を行った。
・千葉市企画ふれあい自然観察会 COVID-19禍の影響で中止。
3)都川川遊び
7月23日(海の日)に開催予定だったが、新型コロナ感染拡大のため実施を見送った。
4)公民館環境講座
誉田公民館でおこなう予定であったが、新型コロナ感染拡大のため中止となった。
5)東京情報大学ゲストスピーカー
4月30日(金) 市民活動論(ZOOMにて実施)
6)プラスチックごみ
ニュースレターにてプラスチックごみについてリレー投稿
3.谷津田保全活動における新型コロナウィルス対策のガイドラインに沿って引き続き実施した
4.谷津田や里山の保全
1)保全活動
@谷津田だよりの発行
A谷津田ごよみや収穫したお米を届けるなどして地主さんや地元の方との交流に力を入れた。
年末には、谷津田ごよみを持って挨拶に伺い、収穫祭にご招待した。
B森と水辺の手入れ(第3日曜日)
・一昨年度皆伐された小島さんの山のコナラやクヌギの実生を育てた。
・石井さんの森の上部が東京電力により伐採された。
・伐採したコナラにシイタケとナメコの菌種を植えた
・台風により倒れた木や枯木の整理(一部)を千葉市に依頼して行った
2)谷津田の地元の方々を訪問して、千葉市の「谷津田等の生きものの聞き取り調査」へに協力は新型コロナ感染拡大のため実施しなかった。
3)団体間の意見交換会に参加する
千葉市主催の意見交換会やスキルアップ講座は、コロナ感染拡大により開催されなかったが、谷津田ネットワークのメーリングリストを使って意見交換をしたり、2月に開催した「初めての谷津田 キックオフフォーラム」で3団体の方に事例発表していただき、交流することができた。
Cニホンアカガエルの卵塊調査
D毎月ごみひろいをおこなった
Eイノシシ対策として進入防止竹柵の設置や、赤外線カメラの設置による行動把握をおこなった。また、荒らされた畔の補修を行った。(補修にあたっては、3月12日森づくりの会から御殿町の間伐材を分けていただいた)
アライグマは5頭捕獲した。ウシガエルの駆除をおこなった。
Fアライグマ・ウシガエル・アメリカザリガニ捕獲用の罠を設置
Gスズメバチ対策として、トラップを設置
H下大和田谷津田ごよみの作成と配布
I刈り払い機の修繕をおこなった
J小屋の屋根の補修をおこなった
2)谷津田の地元の方々を訪問して、千葉市の「谷津田等の生きものの聞き取り調査」へに協力は新型コロナ感染拡大のため実施しなかった。
3)団体間の意見交換会に参加する
千葉市主催の意見交換会やスキルアップ講座は、コロナ感染拡大により開催されなかったが、谷津田ネットワークのメーリングリストを使って意見交換をしたり、2月に開催した「初めての谷津田 キックオフフォーラム」で3団体の方に事例発表していただき、交流することができた。
4)野外活動に関する安全教育
・救命救急講習会の実施:2022年2月12日、千葉市緑区保健福祉センター
・刈り払い機講習会の実施:2022年2月20日、稲毛海岸ベイマークスクエアカルチャーハウス
5)生物多様性ってなあに「いのちのにぎわいとつながり連続講座」を開催した
趣旨:豊かな自然が残る谷津田の保全の重要性と野生生物による影響について知り、米づくり体験を通じて生物多様性の大切さを学ぶ
第1回 イノシシ被害が増えています
日時:2022年1月9日(日)9:45〜12:00
会場:下大和田谷津田
講師:相川博宣さん(千葉市猟友会)
第2回 はじめての谷津田
@キックオフフォーラム
日時:2022年2月26日(土)13:30〜15:50
A谷津田に行ってみよう(生きもの田んぼでの米作り体験)(予定)
田植え:2022年5月7日(土)、稲刈り:2022年8月27日(土)
6)(仮称)谷津田生きもの図鑑の作成
新型コロナ感染拡大により編集作業を中断した。
7)下大和田谷津田の上流域で開発計画が進められることが明らかになった。
一部の地主さんから活動協定(地主・千葉市・団体の三者)解除の申し出があり解除された。
地主さんや事業者、千葉市との面談をおこない情報収集を行った。
※なお、これらの活動は、公益財団法人イオン環境財団およびSAVE JAPANプロジェクトからの助成を受けて実施した。
5.リサイクル事業(割り箸リサイクルプロジェクト)
1)木材質の使用済み割り箸を紙資源へリサイクルする取り組みをおこなった
@感謝状の発行及び送付 (6月頃 前年度協力者へ贈呈)
A回収拠点や飲食店などからの、割り箸定期回収 (コロナ禍で回数減)
Bコープみらいの地域クラブ活動に参画
C杉並区の荻窪商店街の、割り箸イルミネーション協力 割り箸 キロ郵送
2)11月、王子斎藤紙業(株)様より、割り箸が今後受け取れなくなる旨の連絡があり、プロジェクト終了に向けた手続きを開始した
・11月〜12月、回収拠点の閉鎖と、協力飲食店などへ終了する旨連絡した
・終了にあたってこれまでの協力者に対し感謝状を発行し送付した
・終了に向けた諸作業
20年間で20トンの割り箸を、紙の資源として送り出すことができました
6.地球温暖化防止および再生可能エネルギーに関する問題を考える
「蘇我石炭火力発電所計画を考える会」の活動への協力を行った。
7.千葉県発表の「千葉県立博物館の今後の在り方(案)」への対応
県議会の傍聴やその呼びかけをおこなった。
■これまでのあゆみ
年度 | 主な出来事 |
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1996年度 |
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1997年度 |
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1998年度 |
詳しくは1998年度活動実績をご覧ください。 |
1999年度 |
詳しくは1999年度活動実績をご覧ください。 |
2000年度 |
詳しくは2000年度活動実績をご覧ください。 |
2001年度 |
詳しくは2001年度活動実績をご覧下さい。 |
2002年度 |
詳しくは2002年度活動実績をご覧下さい。 |
2003年度 |
詳しくは2003年度活動実績をご覧下さい。 |
2004年度 |
ほか、谷津田プレーランドプロジェクト(YPP)企画運営、割り箸リサイクルプロジェクト、トワイライトサロン、各種イベントへの出展・運営協力、環境学習指導など。 詳しくは2004年度活動実績をご覧下さい。 |
2005年度 |
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2006年度 |
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環境問題解決には、誰が先生でも生徒でもありません。 「知っていること」、「できること」など一人ひとりが持てる力を出し合い、手を取り合っていくことで、「何かやりたい!」という思いをより具体的な活動に向けて行けたらと考えています。